住宅事情

ここ住用村には不動産屋がない 不動産屋というとだまされるんではないか?
とかあまり良いイメージはなかったのだが 全然無いとなるとかなり不便である
なぜかというと空いている家を探す手立てがない 今の家に引越しをしたときも
自分の足で一軒一軒歩いて「どこか家は空いてないですか?」と訪ねてまわって
やっとの思いで見つけた家だ 見つけたといっても選べる範囲ではない
何ヶ月もかかってやっと一軒見つけただけだからだ 
初めはかなり古かったけど手直しの繰り返しで人の住む家にしていった 

役場などに相談しても村営の住宅が空いて
いるかを調べてくれるだけで たいして取り合ってもくれないのが実情
たまたま僕の探していたときは村営住宅が空いてなかったのだ
「空いたら教えてください」って言ったら「村内放送聴いてください・・・」
って村内に住んでないのにどーやって聴くんだ?

さらに去年の事 6年間使っていない教員のための住宅があったのだが
「どーせ空家なら貸してください」 と結構たのんだのだが
教員ではないので駄目と言われ諦めた・・・
そしたら今日そこに人が入っているではないか
教員ではない方が・・・  さすがに腹が立ちました

知り合い同士だと優遇される どこでもある事ですが
田舎は特にそういうのが強いです 

内地から移住したいとよく人が訪ねてきますが住宅などに関しては
結構シビアですね

よーやく

a2c99825.jpgポンカンです やっと色が付いてきました 
3月くらいかな 花が咲いてから半年以上
台風の大風にも負けずに実のってくれました
考えてみると小さな実が出来てから半年くらい
の時間が経過してる その間にぎゅっと美味しさ
を蓄積しているのかもしれない 肥料は春先に
あげただけだ 農薬とかは使ってないから葉には
アブラムシも結構いたかな(この木の下には鶏を
離してあるので・・・) 美味しいのが出来ると
いいけどね 肥料は一度しかやってないけど鶏が
糞をするのできっと鶏糞がいい肥やしになってくれていることを期待
にわとえい

黒点

942aba33.jpgこいつの名前はコクテンフグ 別名ヨゴレフグ
真正面から見ると犬みたいに見える 結構愛嬌
のある顔をしている 僕はこいつを見ると
無性に捕まえたくなる 獲って食べるわけでは
ないのだが見てしまうと吸い込まれていくように
追いかけてしまう なぜ捕まえたくなるって?
捕まえるとプウウゥーーって膨らみます
膨らむとさらに愛嬌のある姿になるのですが
それだけではなく 手触りがなんともいえない 例えるならばヒゲを
触っている感じだ だからと言って人のヒゲを触るのが好きなわけでは
ないんだけど とにかく手触りがいいので触ったこのない方
一度触ってみるといいです ああーーって思うかも
こくてんきゃんぱす

ケラジミカン

今日 ご近所さんの家に遊びに行きました そのとき
ご馳走になったのがケラジミカンのお酒です
ケラジミカンというのはもともと喜界島から来た蜜柑のようです
普通の蜜柑に比べると とにかく香りが強く とてもいい香りがします
でも味ははっきり言って酸っぱい そして小粒です 今まで目に
することはあってもそこまで気にしなかったのですが 今日その蜜柑で
作ったお酒を飲んだら これが美味しい 作り方を聞いてみたら梅酒と
同じみたい 我が家ではこの前 梅酒解禁したんですが
思いのほか美味しかったので(多分 標準的なのでしょうが・・・)
「これなら 行ける」と思い来年 ケラジミカンのお酒を作るぞ と
心の中で思いました 

幼虫

733abc5d.jpgいきなりなんですが写真の幼虫から
何になると思います? はっきりいって
まったくわかりません こいつは畑の
ポンカンの老木が立ち枯れしていたので
その木をおもいっきり引っこ抜いたら
根元からこぼれてきました・・・
幼虫なんてはっきりいって畑にはたくさんいます 
でも こいつは他の幼虫より数倍デカかったんです 幼虫サイズで既に
カナブン以上 まさか縮むわけないし そうなると思いつくのはカブトムシ

そうなると俄然やる気 すぐさま山から腐葉土を取ってきて虫かごへ
いったい何に育つのか観察です 来年の夏が楽しみです

巨大カンブンだったら嫌だなぁ

貝磨き

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さてさて今日の写真は夜光貝 名前からして
光りそうだが光はしない でも夜海の中でライト
を当てるとうっすら緑色に見えるときもある
食べても美味しい 大きいから食べれる部分も
サザエなんかに比べると結構あるし さらには
貝殻もまたまたキレイ そのままだと写真の
白いっぽい感じなんだけど いろいろと手間を
かけて磨くと すごーーくキレイな緑色が浮き出てきます
さらに磨くとピカピカした真珠層が出てきてこれもいいんだけど
僕 個人的にはこの貝の緑が好きなので緑の部分が出てきた磨くのをやめます
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磨くとこんなキレイな色が出てくるなんて驚きでしょ
個人的にはこの磨く作業は結構好きなんです
夜中に一人で貝を磨いてる姿は周りから見たら
怖いかも知れないけどね・・・

干潮

2459f754.jpg奄美大島にも四季がある 当たり前といえば
当たり前なのだが内地のように はっきりと
していない気がする なんとなく夏と冬だけ
みたいな感じだ 秋 春はわかりにくい
紅葉もないし 雪も降らないし・・・
でも 生き物を見ていると四季を感じる
マングローブには満潮 干潮があり水位が
一日の中で変化してる (HPにも書いたけど)
その干潮時に夏はシオマネキ(写真のカニ)があたり一面びっしりになる
でも寒くなってくるとあまり見なくなってくる かわりにコメツキガニ
ってのが増えてくる感じだ(実際はよく目につくだけかもしれないが・・・)
こんな感じで最近は季節を感じるかなぁ

落し物

00bb4fbe.jpg最近の奄美はずーっと北風 北から風が吹くと
この島の太平洋側は海が穏やかになります
そんなわけで今日は太平洋側で潜ってきました
段々と海水温も下がってきたけどまだまだ
問題なし ぐるーーっと一回り潜って最後に
テトラポットの傍を帰ってくるときにイカを
釣るための仕掛けが落ちていました ここの
場所は確かにイカ釣りに来てる人が多いのです
写真のイカ釣りの仕掛けも実はよく見つけるのですが不思議とオレンジ色
ばかり落ちてるんです 釣り道具屋さんに行けばいろいろな色の仕掛けが
たくさん売っているのに何故かオレンジばかり オレンジが流行って
いるのか? オレンジが釣れる色なのかはわからないですがとにかく
売れ筋なことは間違えないでしょう・・・これからがイカ釣りの季節ですね

収穫

7d81881f.jpg11月も後半に入り内地のほうは寒く
なってきたとよく聞く 奄美ももちろん
寒くはなってきたが話を聞く限りでは
やっぱり内地に比べると暖かいらしい

暖かいためか僕の畑では小松菜 水菜 
にんにくの収穫が最盛期だ
小松菜に限っては日々大きくなるので大きくなりすぎると
葉が硬くなってしまうので出来上がったらすぐ食べなくてはならない
 これが結構あせる・・・(プレッシャー)
次から次へと大きくなるのではっきり言って毎日小松菜 炒めても
茹でても美味しいのでいいのだけれどさすがにもう10日間は
食べ続けている そう家は小松菜天国である 何か斬新な小松菜メニュー
を知っている方いませんかね? きっと僕の体の一部は小松菜で出来てると思う

パシフィックビーナス

今日は午前中 マングローブはいつもより少し年齢層
の高い人達が大勢 観光していった どーやら名瀬の
港に豪華客船 パシフィックビーナスが入稿したらしい
この船は日本で2番目に大きな船らしい 今日の夕方には
出向するらしいのでその間に奄美大島を観光しなければ
ならないから それは忙しい 僕も時間を計算しながら
カヌーのガイドをしたり 観光遊覧船の船頭さんをしたり・・・

マングローブは国定公園になっているので動力船(エンジン付き)
は入ることが出来ない そこでカヌーに乗って漕ぐのが嫌な人は
遊覧船に乗るのですがエンジンは僕がやります スクリューの代わりに
竹竿でゆっくりゆっくり進んでいきます 
ガソリンの代わりに弁当 排気ガスの代わりに汗
そう考えるとこれは結構エコなのかも・・・(一昨日書いたので)

船を竹竿で漕ぎながらよくマングローブや奄美の話をしながら
進むのですが今日はビーナス号の話題で持ちきりでした

つぼみ

1718b518.jpg内地の方も寒いみたいだが奄美も寒い
寒いと言っても昼は20度くらいになる
のだけれどずーっとこの島の気候になれて
しまうとこのくらいの温度でも寒く感じる

寒いなぁって思いながら目にしたものが
サガリバナのつぼみだ(写真)
サガリバナは夜に咲き 日が昇ると散ってしまう
とても香りの良い花なのだが 時期的に咲くのは
夏である 去年も時期は夏と言いつつ11月に花を見た気がするが
写真のつぼみの大きさだとおそらく花が咲くのは12月・・・
って夏の花じゃないのか? ちゃんと開花すればいいけどね

エコ

昨日のカヌーのお客さんがマングローブを見て「これは守らねばあかん」
って言っていた そんときに思った事がある

エコ よく聞く言葉だ エコツーリズム エコロジー 
なんとなく分るような気がするが正確な意味はわからない
何がエコなんだろう? 環境を守ること 保護をすることが
エコなんだろーか? マングローブのカヌーにしてもダイビングに
しても環境的には そう考えるとエコではないと思う
海にしてもマングローブにしても人間が関与しないことが
環境的には一番のエコなのかもしれない 
人間が行かなければ珊瑚が折られる事もないし マングローブが
傷つけられる事もない そう考えると僕のしている事はエコではない
でもたとえ海に人間が入らなくても(潜らなくても)確実に海は汚れ行くと思う
でも 初めて海の中を見た人は感動する マングローブもそうだ
そのときに実際に見た人は「これは守っていかなきゃ!」って思うかも
しれない それが僕にとってはエコなのではないかなぁって思う
だからと言って僕を含めて奄美にあるツアーがみんなエコツアーであるとは
思いませんが・・・