最近の相手

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普段 基本的には初めて潜る人やちょっとの経験がある人達と潜ることが多い
おそらく奄美で初めての人とばかり潜っているのは僕だけだと思うが・・・
だから僕はのんびり魚を見てはいない 魚三割人七割といったとこかな
海で何を一番見た?と聞かれれば迷わず「ヒト!」と答えると思う
なので写真とかそんなに撮っている時間はない・・・が僕が唯一写真を
撮ることの出来る時間 それは実は餌付けしてるとき・・・
その写真を撮ることの時間にこの真ん中の魚(ホシゴンベ)と眼力勝負を
してしまった 写真はあまり撮らずとにかく勝負・・・

これが結構強いやつで・・・

相変わらず

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何故だろう? 最近やたらフグの仲間たちを目撃する
そして「おおっ」と思って僕は「逃げるなよー」と近くに行くまで眼力を送る
ただこの眼力 フグにとっては殺気に感じるらしくかなり警戒している・・・
と思ったのだが 今回は眼力じゃないみたい
おそらくだけど この前触ったフグと同じフグのような・・・

ということはそりゃぁ警戒するよなぁ

でも触っちゃいました・・・

鮮度

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赤ウルメ・・・ ウルメと聞くと普通は鰯?と思うかもしれないが
奄美ではウルメというと赤ウルメと白ウルメを思い浮かべる
赤と白 方言では同じウルメだか実は赤はタカサゴの仲間
白は鯵の仲間である 実は全然違う種類の魚
その赤ウルメ 沖縄ではグルクンという方言が有名で タカサゴと言っても
大抵の人がわからないか グルクンと説明すると「ああーー!!」とわかって
もらえることが多い

そんな赤ウルメを釣ったので お刺身で。。。。

船には生簀がついているので 今回は絞めずに生きたまま家へ・・・

急いで捌いたので捌いたお刺身がまだブルブル震えていました

新鮮でないとこの赤ウルメのお刺身は食べれないんだぁ

年寄りにとって

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空いた時間を使い(といっても 別に忙しくはありませんけど)
近所の海や峠を走るのだが ジャージを着て(いつもだけど)
ゆっくり近所の坂を走っていたら すれ違いの年寄りに
「高校生かい?」と・・・

あと少しで35になるおしさんを捕まえて高校生って・・・

年寄りにはよく「学生さん?」とよく聞かれるのだが
年寄りにとっては20でも30でも40でも大差はないのかもしれない

イメージ的に子供と年寄りの区分しかないのではないか?と思ってしまう

少なくとも近所の年寄りの区分におじさんって区分はない感じがする

ということは 僕の次のランク じいさん・・・

イカ芝ブーム

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もう三月といえば冬も終わり春がきたなぁと思うのだが
海中の温度は今が年間で一番冷たい
少し陸上の季節とはずれるのだが この時期になると
海底には木の枝が束ねられ重りをつけて沈まされる

イカの産卵場所を作るためなのだが 海の中には入れすぎ?というくらい
投入される 僕は海底でまとめたり 珊瑚を崩さない場所に移動したりと
結構 せっせと動いてるのだけど・・・

はたしてこの海底で汗をかいた分 イカが来てくれるのか?

それはイカしだいだな

水圧

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PCの調子が悪く細かい作業が大嫌いな僕なので
面倒などで初期化してしまったのだが 元に戻すのは大変・・・
まぁ 暇な今だから出来ちゃうのだろうけど
特に今日は大雨だったし 必然的に引きこもれと神様が言っているような
感じがしてひたすら地味にPCいじっていたわけで・・・

暇なときはお魚や海老を捕獲しなくてはいけないのだけど
(年間のノルマが漁師さんにはあるので)
「雨だし・・・」と弱気

暇な日でも海に行くことがとても多いのだが 今日は雨 それでもいこうかなぁ?と迷ったのだが
今日は引きこもっちゃいました

写真は昨日の海のこと

普段写真を撮るときは息を止めて撮る
何故かと? それは泡が写ってしまうかもだから・・・

でも何故かこのときは泡を写したくなって吐きながら撮ったのだけど

この泡 吐いた瞬間は小さな泡でも水圧の関係で上昇していくにつれ泡が大き大きくなていく

水深20Mからでは水面に到達するときには約3倍の大きさになってしまう

ダイビングをやっている人なら当たり前に知っていることだけど
初めての人には不思議に思うかもしれないなぁ

脱出

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ここの穴は水深20Mくらいから入って
しばらく横に進むとずどーーんって上に脱出口が見える
約10Mくらい頑張って登っていくと小さな穴だけど そこから地上に
抜けられる 本当に脱出した感じがして結構好きな場所だ

切り札

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今年は早々6.5ミリのウェットを着ているのでこれ以上暖かくしたいならば
ドライしかない・・・ でも個人的にドライは着たくない
つまりこれ以上寒くなると・・・そう 後がないのだ いつもなら5ミリにインナーで粘るのだが
今年は早々5ミリ卒業 6.5ミリ入学 世間では温暖化とか言ってっちゃってますが
そんな片鱗もなくついに水温は20度 おそらく奄美の中部太平洋では最低レベルの
水温に達してしまった。 そう 早々6.5ミリを着ているので
水温が下がっても僕には後がない いつもならある切り札がない感じ・・・ 
と 20度になった水温で潜った感想・・・

まだまだいけるわ!

6半かぶり(ウェットの通称)それも僕のは 真鶴のUGOのウェット(伊豆ではかなり有名)

ちょっと無敵感が漂ってます 全然寒く無い

ということで寒くないイメージからヘゴを撮ってみました
このゼンマイ部分が今日の僕の家の食卓に上がったかどうかは定かではない

ただいま

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お久しぶり 島に戻って数日
久々に戻るといつも感じられなかったのんびり感と
車の少なさがとくに目立つ今日この頃 
おまけに人も少ない この環境がいいなぁと思います

でも暖かいとこにいたので戻ってもあんまり暖かく感じられないのが
残念ね

一休み

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世の中の忙しくしている人たちには申し訳ありませんが
明日からちょっとの間 音信不通になっちゃいます
内地に住んでいる人にとってみたら奄美も十分暖かいのだろうけど
僕はさらに暖かい地を目指してちょっぴりお日様を拝んできます

写真のフグが気持ち良さそうにお休みしていたので僕も影響されて・・・

船底掃除

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車と違って船は常時浮いているので船底に何もしなくてもコケが生えてくる
このコケは船底やプロペラなんかに生えてくるとそれだけで スピードが
落ちてくる 燃費なんかも変わってくる
コケが生えてくると周りの年寄り達は「コケ落とさんばぁ」ってよく言ってる
(周りには年寄りしかいないことは今日は流しておく)

このコケを取るのは普通なら船を陸揚げして 陸上で船と地面の狭い空間の中で
ゴシゴシする 当然水で流さなくちゃなのだ そしてここの港には水道がない
だから何十リットルと水は持参して洗い流す 結構な作業になってします

その点僕はタンクを背負い 水の中でゴシゴシ

この方法だと 船を陸揚げしなくてもいいし 洗い流さなくていい

潜れる人の特権だね

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港でもコンクリートの上にたくましく珊瑚が成長していました

珊瑚は本来強いもの 体が半分になっても お日様があって住みよい環境があれば
またニョキニョキ頑張れちゃう こんなコンクリートや港の中だって成長出来ちゃう

その珊瑚が減っているんだから そこまで珊瑚にとっての環境は酷いのかな?

いろいろな予想や研究なんかはあるのだろうけど 実際には珊瑚になってみないと
わからないよだろうなぁ

昔は?

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奄美ではイカ釣りのシーズンに入ったようだ
内地とは少しずれるのは水温のせいかな?
海の中はこんなイカ釣りの疑似餌がたくさん落ちている
これが一つ買うと1000円くらいするから 無くした人はちょい悲しい

そんなプチイカ釣りブームの奄美は昨日からやたら暖かく 今日は半袖で十分
はっきりいって暑かった・・・ この前の霰はなんだったのか?

あおんなポカポカムードで今日は漁協の海岸清掃に行ってきた
海岸を掃除しながら話していたのは やっぱり「昔は・・・」

まぁ 何処にいっても昔は魚も海老もたくさんいた って話はもれなく付いてくる

「港を作ったばかりに・・・」 「海岸を整備したばかりに・・・」

そんな話はいくらでも聞ける 僕が島に来て 昔より生き物が増えたという
話は1度も聞いたことが無い そんな昔の状態を僕は知らないから一度
見てみたいなぁと思うけどね

ただ 昔はと言うけど 昔ってどのくらい前?

話によれば戦後のこと 三十年前のこと 二十年前のこと それぞれなのだが
今日の話は 清掃していた海岸では昔 アサリやらハマグリやらたくさん採れたよね
って話だ・・・
「ん??」 それ知ってる だって僕が島に来たときはまだたくさん採れてた
のを見てるし・・・

僕がこの島に来て七年目 少なくとも五年前にはたくさんいた

そういえば 来た当時は珊瑚がたくさん残っている場所はまだまだあった

今とは全然違う

昔は 昔はっていうけれど 実はそんなに昔ではないこともある

本当ならそこまで早いスピードで自然が変化してはいけないんじゃないのか?
そんな気がしてしまう

ただ 僕もいつの間にか 昔は・・・って言ってしまうのだろうなぁ