義援金

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全国的に寒い今日 もちろん奄美も同じ日本なので
(昔 パスポート必要?とばあちゃんに言われたので)
やっぱり気温は低い 

こんな日は海の中が暖かく感じるのだけど 上がってからが 
それはそれは気分は南極

そして今日はクリスマスイブ そんな日に役場の方から義援金の支給があった

いやぁ ありがたい 寄付してくれた方々 ありがとう

うちは半壊という区分で 区分によって金額が違うみたい

そして印鑑と本人確認出来るものを持ってきてください と言われていたのに
印鑑だけもって 本人確認のための免許証を忘れたので 「あっ 取って来る」って戻ろうとしたら

「顔 見たからいいよ」とそれだけでOK 本人確認=顔・・・

いやぁ 都会ならありえないけど こーいうところはやっぱり田舎はいいなぁ

つの

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泳いでいたら海に角があった・・・感じがした
普通のガイドさんなら そんなこと関係なく まず魚の名前などをガイドするのだろうけど
この日は(も) 水中で書いた文字に魚の名前は無く この角を見て一言・・・「プルート」

名前が知りたければ上がってから言えばいいのだから 僕は極力 水中でいちいち魚の名前は書かない

多分 水中で書く文字で一番多いのは「この魚美味しい」かもしれない

PS プルートは漫画ネタだったり

きび

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全国的だろうけどここ数日奄美ももちろん真冬の寒さである
今年は奄美に来て初めてのこたつ・・・
寒いとなかなか出れないのは 人間としては普通だろう

寒くなってくるとサトウキビの糖度も上がってくるので収穫も始まり黒糖工場から
もくもくと煙があがっている
友達がキビをくれたので かじりもしたけど数噛みで飽きて さてさてこのキビはどうするか?

と思いながら 思わずお正月用 かど松にしてみた

今年のカドマツはキビでいいかな

スターフルーツ

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いやぁ 鉢ごと埋まっていたからどうなるかなぁと思っていたけど
(鉢ごと地植え状態) 無事実ってよかったよかった
ただ 何時が食べごろなのかさっぱり分からない?

まぁサラダとしてはこのままでもいいと思うけど スターフルーツという名前があるのだから
フルーツとして食べたい 昔インドネシアで食べた時そんなに美味しくは無かったけど
ほんのり甘かったので そのレベルの甘さまでなんとかしたいのだけれど・・・

それにしても植物は逞しい 最近僕はやや体調崩し気味なのに・・・

大会

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そろそろ奄美大島ではポンカンの季節
うちの畑でもポンカンの時期なのだけど 土砂でだいぶ埋まってしまい
今年の味はどうなのか? 気になるところだ まぁ 別にポンカンが無くても
生活に困るわけではないので 不味くても食べる個数が減るだけなのでたいした
問題ではないのだけど 囲っていた柵が壊れてしまい 鶏たちは無法地帯になってしまっている
まぁ必ず戻ってくるから これもたいした問題ではないけど・・・

さてさて 大学生以来 十数年ぶりに剣道の大会に行ってきた

剣道は個人の競技だけど チームの団体戦なるものがある

この団体戦が個人競技には本来無い団結力みたいなのがあるので個人的には
楽しいのだけど まぁそうは言っても個人競技 団結したからといって勝てるものではなく
まぁ予想通り 完敗 いやぁ みんな強いなぁ

でも もう学生ではないのに 「もっと強くなりたい もっと上手くなりたい」

と思えることがとても嬉しい 歳をとっても そう思えるものがあるのはとても嬉しいことだと思う

そしてこんな気持ちにさせてくれる人 目標であったり 練習仲間だったり そんな人たちがいるって
ことはもっと嬉しいことなんだなぁ とふと思った大会だった

まぁ 個人的には結果は 秒殺気味で撃沈されました ははっ 

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まず 孔雀を倒すところから始めるかな・・・

奄美空港で

ちょっと実家に帰っていました

家の復旧も一段落したので・・・

まぁ畑や海などを考えると落ち着いてはないんだけど まぁ快適空間だし
おいおいやっていけばいいかなぁ

奄美空港に帰ってきて すぐに大きな写真で 奄美の自然元気です! みたいな写真が飾ってあって
災害からたいしたダメージありません的な印象を受けた

まぁ大丈夫な部分は大丈夫だけどね 正直「こんなこと言っていいのかね?」と思った

家までの帰りに奄美の新聞の一面に 「珊瑚 問題なし」みたいな感じの記事があった

まぁ島全体で見たらそうかもしれないけど 透明度も全体的に落ちるかもしれないし

この前もそうだったけど 「新聞って嘘ばかっかりだわ」

そう思っていたら うちの漁協の人から電話があって 新聞の記事に対しておかしいってな感じだった

住用の海を見ている人なら誰でもそう思ってしまうだろうなぁ

観光に対しての奄美市の戦略なのだろうけど 奄美の良い部分は自然なんかじゃないのなぁ

いま 奄美は全然大丈夫 みたいなことを言って 期待の100パーセント以上のものが見せられるのか?
期待以上のものが見せられるから 感動が生まれるのだし なんていうか 

正直に言える島だから 奄美はいいところだね と思ってもらえるのなぁ

あからさまに 観光でお客さんが来ないと大変(まぁ大変だけど)だから無理やり感が
いっぱい見えてる気がする 

タンギョの滝 水害前と後

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大水が出てもう通常の奄美大島になっているけど
大通りから少し入るとまだまだがけ崩ればかり・・・

久々タンギョの滝がどうなったのか見たかったので見てきたら予想通りというか
予想以上の荒れ方でした

上の写真が昔の写真

今は・・・

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遠くからは見る事が出来なかった滝も すべて岩などが流れて平面的な河になっている

奄美ではあまり見られなかった河になってしまい 赤土もすごい

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まったく別の河になってしまった

歩きやすくなったといえば歩きやすくなったけど
前のような秘境感はまったくない

人目につきやすくなったから 観光などには きっとこれから整備をして
利用されそうなんだけど 人目につかなくても 前の感じが良かったなぁ

もう 元には戻らないんだなぁとちょっと寂しい感じがした

自然災害というけど 全部が全部自然災害なのか? その辺はどうなんだろうなぁ

後処理

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水害後 各家で出た水没したゴミ・・・
大量にあったゴミがいきなり無くなる事もなく 本当は処理場に持って行きたいところだけど
処理能力も人手もさすがに追いつくわけでもなく 一時的に溜めている

もしかしたら 法律的には良いことではないのかも知れないけど 僕たちにとっては集落にあった
ゴミを持っていてくれたのは とても助かることだ

これから分別などをして 処理場に運ぶ労力は大変なものだろうと思う

お役所に対しての対応の遅さに僕の近所の人たちはかなり怒りを表してはいるが
このゴミの集積に関しては とてもありがたいなぁと僕は思う

新聞やテレビの情報などとは現実的には全然 異なる部分も多い中 ゴミの集積だけは
ちゃんとやってくれてるなぁという部分も感じる

日常

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前回書いたけど和瀬はとても酷い状況だったので他の海は?ということで
瀬戸内で潜ってみたけどたいした被害は無かったみたい ちょっと泥は溜まっていたけど
そのうち流れちゃうんじゃないかな 漁協の人なんかにも和瀬は大変なことになってるよって
言っても 何処も酷いよ と普通に言うけど 漁師さんでも海の中を見たこと無いから結局イメージ
だけで言ってしまう 困ったもんだ

さてさて毎日 日常生活に戻るように復旧作業だったのですが 外で何かをしていると 近所は同じ
境遇の人も多く 頑張ろうね と声をもらえる 頑張ってねでもありがたいけど 頑張ろうねは
もっともっと頑張れる気がする

ある程度復旧もされてきて 被害にあった人はやがてテレビが見れたり お風呂が出来たり
ご飯が作れたり 基本的に生活が出来るようになってくる もちろんそれも大事なのだけれど
そんな基本的なことがあれば日常生活ってこともないと思う

近所のたこやき屋さんは営業どころではないし 老人ホームの職員は無職になって
しまうかもしれないし 僕もしばらくはツアーできないし・・・

これからはそんな話がたくさん出てくるんだろうなぁ

まっ そんなことを含めて ゆっくりでいいかなぁ

災害明けダイビング

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国道などの復旧はものすごいスピードで復旧されている奄美大島だが実際生活範囲の道路なんかは
まだまだ手をつけられていないのが現状 その前にうちの近所はまだ誰も戻ってきていないで
避難生活を続けている うちも壊れてしまった箇所などを見ていくと正直きりがないので 妥協も大事!
といいながら毎日片付けなどをしている 今回床上浸水した人でおそらく100パーセントの人が
泥なんて取りきれない と言うと思う そしてある程度妥協しなきゃ とも全員の人が言うと思う
そのくらい泥ってのは取りきれない その泥なのだが うちや道路 山は補修や掃除が入るが海は
まったく自然任せ・・・ 今日 久々 住用の海で潜ったのだが視界は泥ですごく悪く
とのかく堆積が酷い 20センチくらいの泥の堆積があった

手を地面に着くとずぶずぶと泥に沈んでいく

ここまでの堆積はなかなかないと思う

珊瑚生きているものも多かったが この泥の量は 珊瑚が生きる 死ぬとは関係なく海が死んでしまう
のではないかと思う

でも人に出来ることってあるんだろうか?

とにかくすごい泥の量だった

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底の方にある珊瑚はたくさん死んでいた

一番 問題だなぁって思うことは 海の中のことを島の誰もが知らないこと

いろいろと言う人はいるけれど みていなから予測の範囲でしかない

みんなが見れたらいいのになぁと思う

復旧

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ながなが書いてしまった水害シリーズ?も今日が最後
まず いつもと何が違うというと今日はなんと自宅泊 水害にあってから初めてのこと
長かった掃除なども落ち着いて まぁ まだ全然終わってはないけど住めるようにはなってきた
ここまでこれたのはいろいろな人が協力してくれたからで 何から手をつけていいのかわからない
感じのときも他にも人がいれば なんとかなった 家も全部燃やしたい感じだったけど
まず携帯がつながったり 水が来たり 電気が来たり そのこと自体もまぁ嬉しいのだけど
徐々に復旧していっているってことが よし!片付けるかっ って気持ちにつながったりもする

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慌しかった自衛隊やら報道やらも今は静かになって・・・ そりゃぁもう撮るもんないしね

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このゴミの量は圧巻 臭いも東南アジアの臭いがした

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まぁ 僕の中ではこの水害もすでに過去のものになっていて 良い思い出だ
災害時の連帯感や周りの人からの励ましや援助 それだけでも災害にあっても全然辛くない
と思える要因なんだと思う (まぁいろいろ考えたりもしますが)

まだまだ復旧には時間がかかるけど のんびりとやっていきたいと思います

最後に いろんな人からの連絡やお手伝い 嬉しいです
感謝 感謝です

燃やす??

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水害の日はそんなに寒くなかった でも僕はずーーっと水の中で年寄りを非難させてたので
一人で避難所でガタガタさむーーっって言いながら
温かいお茶を飲んでホッと一息ついていると 普段そんなに話さない年寄りたちがお茶やらお菓子やら
たくさんもってくる 「原さん あんたのおかげで助かったよ」ってたくさんのお菓子を持ってくる
完全小学生扱い・・・ 「はい チョコあげるから」 みたいな・・・
まぁみんな元気でよかったよ

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水が引いて 家の中を見たくないけど見てみたらすごかったよ
冷蔵庫や洗濯機も転倒し すべてのものが倒れているか 泥水が入っている

はっきりいって 家ごと全部燃やしたかった

こんなの無理・・・って思った けどその日は結局飲んでしまって 酔っ払いをしていた

まぁ しょうがないか・・・ みたいな軽い感じで

好きなお酒 たくさんあったのになぁ 全部捨てました・・・

今日もタイムリミットがあるので また明日書きます