迷惑

奄美は日が長くなって7時を過ぎてもまだまだ明るい
潜って帰ってきてまだ明るかったので 「そうだ除草剤を撒こう」
って事で準備 畑には使わないのだが 家の隣の敷地が廃墟になってるので
(誰も人は住んでいない)草ぼーぼー たまに僕が草刈したりするのだが
今回は除草剤で・・・ 近所のばぁちゃん達は大喜び 何故かというと
草をそのままにしておくとハブが出るもので・・・ 

そんな中 一人の老人がやってきて「除草剤はやめて」
と言う 「何で?」 と一応聞いたが実は理由を知ってました

その老人 近所では有名な 猫ばぁ 僕の家の隣の敷地(廃墟)に残飯を捨てに来て
猫がそれを食べる 廃墟は実は猫屋敷 何が大変って・・・糞がいっぱい

餌やるなら自分の家でやればいいのに・・・と実は地域住民の声
(実はもっと怒ってますが)

除草剤を使うと猫が来なくなるかもしれない そんな理由で撒くなって言ってるんだけど さすがに「猫よりハブが怖い」ってことで強行

そんなやりとり見ていた近所のばぁちゃん達 「チャンス!」とばかりに
猫ばぁを攻撃 「あんたの土地じゃないでしょ」 とか「ハブが来たらどーすんの」
とか・・・ ばぁちゃん達の応援で個人的には英雄気分なのだが 
そこまで言わなくても・・・って感じもあった
でも まぁ無事撒いちゃいました

家の中にヘビが出てきた人ならこの気持ちがわかってくれるかもな
想像よりも多分 びびります 息止まります
ゴキブリ発見時のおそらく百倍はドキドキします(個人差ありますが)

後退

08505e9f.jpgこの魚 魚のくせにバックする
僕の中の魚の法則を少々無視している
魚は前に進む 後ろに進むときは
すばやく反転するってのが僕の中の魚の法則なのだが

さらにこの魚は今でこそこんなにカラフルで
綺麗な色してるけど実は大きくなるとあまり
綺麗な色ではない 写真の状態はまだ幼魚で
変身前なのだ・・・ 

「このままならいいのに・・・」と思っている
ダイバーは多いんじゃないかなぁと思う

よく考えればなんでこんなサイコロみたいな形してんだろう?

ミノカサゴ編でも魚の言葉を書いてしまったので一応・・・
「あんた ちょっと近づきすきだよ!」とやや興奮気味で

もう少し

b7938ecb.jpgマングローブのオヒルギという
植物の種 今は生長中
この種は なんと浮く 頭が上になって
プカプカ漂うのである 釣りの浮きみたい
これからがオヒルギの種シーズン

マングローブを語る人々などはこの種が落ちて地面に突き刺さる
みたいに言っている人もいるが 僕はそんな事ないと思う
なぜって? 自分でダーツみたいに地面に投げてみたけど
まず突き刺さらない  意地になり何度も投げたがやっぱり突き刺さらない

どこから落ちて地面に突き刺さるなんて事になったのか・・・

この種を見るたびに
何でも自分でやってみるのが一番だなぁと思うのであった

接近

0ef52848.jpg写真の魚はハナミノカサゴ
まぁ 名前なんてどーでもいいのだけど・・・

この魚 毒の棘を持っていて触るとやられる・・・
って時もあるみたいだけど 大抵は逃げていく
個人的にはこの種の魚に指されたことはない
(別の種の魚にはあるけど・・・)

なぜだか写真の魚は どこからともなく近づいてきて
知らないうちに目の前にいた(講習中だったのだが)

ダイビングの講習をジーーっと見ているようで
「オレ そんなの(講習)簡単だよ」
そんな事を言いたげにしていた感じがした

僕からすれば「おまえは魚なんだから当たり前だろ!」と思う

わずかな時間で一人で魚とキャッチボールしてみました
(魚役も自分なのですが・・・)

でも魚にとって見たら人間の大きさはビルみたいなもんだろうから
この魚は勇気あるなぁ とも思っていました

パッション

56ac37b2.jpgパッションフルーツ 奄美ではトケイソウ
とよく言われる トケイソウというのも
方言と思いきや実は植物の本名 パッションは
花が咲いたら花粉付けをしてあげないといけない
そのまま花粉付けをしないとあまり実を付けない
毎日花が咲くたびに花粉を受粉させてあげる・・・
なんとも手のかかる植物だ まぁ手のかかった分
収穫が楽しみになるのだけど・・・

今年は何個くらい出来るかなぁ

マトリクス

ef440f1b.jpgマングローブの中で耳をすますと鳥の
鳴き声が聞こえる・・・のだが たまーに
他のカヌーの一団に会う時がある 僕が連れて行く
のはかなりの少人数なので大きな声を出さなくても
声が届くのだが大団体の一団は結構大きな声を出している

もちろん人もいなく他の声も聞こえない まさに貸切状態が
望ましいのだが(今日はマングローブ貸切だったけど)
他のカヌー一団とすれ違う時もある そんなときよく
耳にする言葉が 「はい! マトリクス」 

写真のような枝の下を潜り抜けるときに カヌーは体を横にしてしまうと
グラグラと揺れるので基本は前に屈むのだが 逆に後ろに仰け反ってしまった
場合のポーズを指している マトリクス度はかなりの個人差がある

しかし最近はマトリクスという言葉も耳にするのだが新たな流行が出てきた
「イナバウアー」 確かにポーズは似ているかもしれないけど・・・

こんなマングローブの中までも流行があるとは・・・

ばんしろう

8a21883e.jpg今日はどんよりした天気 雨は降らなかったけど
なんだかムシムシしていた GWも終わり久々に
畑に行って見ると思っていた通り草ボーボー
虫が入らないよう胡瓜などにはトンネル式のネット
を張っていたのだが どーやら芋虫が元々胡瓜に
くっ付いていたのか ネットの中には蝶がいる
(虫が入ってこないようにしといたのに・・・)
しばらく見ないとこの時期はあっという間に変わる

グアバの木を見るといつの間にか花がいっぱい

美味しい果実になってくれるといいのだが

軍手

0ffa26df.jpg初めてダイビングするとき 陸上と違いバランスを
とるのが大変だ 体験ダイビングをするとき 
基本的には僕がフォローしたり支えたりしている 

ただ写真を撮るときだけは少しだけ離れる
(アップばかりになってしまうので)
そのときバランス崩してヨロヨロする場合もある
ヨロヨロした体を元に戻してあげるのに 手を引っ張ってあげる

その手に(軍手着用)ベットリ ウミシダの欠片がくっ付いていた
(ウミシダは写真のような生き物) 触るとくっ付く
そう 思わず珍しかったのか触ってしまったのだ・・・

「・・・・・」 素手の僕としてはあまり感触よくないなぁ

隠れ家

895ed205.jpgさてさてGWもあとわずか
幸運なことに雨も殆んど
降ることがなく天気は上々
いよいよ 夏のが来たのか
南風がずーーっと吹いているので
ダイビングは大島海峡で潜ることが多い
(太平洋側はお休み)

大島海峡で潜るときは太平洋側程のダイナミックさはないけど
小さな生き物がたくさんいます

イソギンチャクとかたくさんいて そのイソギンチャクを住処に
している生き物が結構います

イソギンチャクは素手で触ると刺される事が多く 人にとっては
毒がありますが 住処にしている生物にとっては毒ではないんですね

写真の中に小さなエビがいます わかりますかね?

魚肉ソーセージ

0c165c7c.jpg魚肉ソーセージと聞いてダイビングを
したことある人はピンと来るかもしれない

そうです(ピンときた人) 餌付けです

よくダイビングなどでは魚肉ソーセージが使われます

ソーセージをあげれば最初から魚が寄ってくるわけではなく
同じ場所で繰り返しあげ続けると段々と魚も慣れてきて近づいてきます

これがさらに慣れてくるとソーセージが無くても人の姿を見ると
遠くの方から魚が近づいてきます それはもうフレンドリーです

ただこのフレンドリーさが曲者で 軍手をしたり手袋をしていたり
すれば問題ないのですが素手だと少し問題が起こります

よく指の形 色を思い浮かべてください そう 魚肉ソーセージと似ているんです
魚はよく間違えます 間違えて指を食べるんです 意外と痛いんです

写真を撮るとき指を伸ばしたりすると ここぞとばかりに指を狙ってきます

今日も魚の歯を体感してしまいました・・・

でも魚肉ソーセージ 共食いなんだよなぁ

らっきょとにんにく

5e8e8322.jpg今日 島らっきょうを漬けてみた
島らっきょは普通のらっきょより
少し小さい感じだ
結構 好きな食べ物の一つだ

最近 畑でニンニクが採れていたので
ニンニクも少し前に漬けたのだが 
このニンニクも島ニンニクというらしい
らっきょと一緒で少し小さいみたいだ
ただ 僕の畑のニンニクは島ニンニクだからといって小さいわけではなく
単に栄養が少なかったからか かなり小さいものになってしまった
小さすぎて皮をむくのも大変 ニンニクを漬けているときは家中ニンニク臭
らっきょの時はその周辺は臭いもあるし さらに目もしみる

ニンニクとらっきょの香る家・・・どっちも好きだけどちょっと嫌だ

気温

今日の奄美は24度くらい 天気はあまり良くなく
曇りから雨 どんよりしてた こんな日はハブが出そうだ・・・
って思いながら 今日も奄美の海 マングローブや森を
周っていたのだが 実はこの日 東京は30度近くになったらしい

亜熱帯の奄美より東京の方が暑い? それも結構な差だ

こんなこともあるんだなぁ・・・ この事が年間で見ると
昔からあったことなのか ここ数年の事なのかはわからないけど
もしも ここ数年だとしたらやっぱり環境的な事なんだろうか?