
世の中の忙しくしている人たちには申し訳ありませんが
明日からちょっとの間 音信不通になっちゃいます
内地に住んでいる人にとってみたら奄美も十分暖かいのだろうけど
僕はさらに暖かい地を目指してちょっぴりお日様を拝んできます
写真のフグが気持ち良さそうにお休みしていたので僕も影響されて・・・








奄美大島でマングローブカヌー・体験ダイビング|ダイビング&カヌー珊瑚茶屋



車と違って船は常時浮いているので船底に何もしなくてもコケが生えてくる
このコケは船底やプロペラなんかに生えてくるとそれだけで スピードが
落ちてくる 燃費なんかも変わってくる
コケが生えてくると周りの年寄り達は「コケ落とさんばぁ」ってよく言ってる
(周りには年寄りしかいないことは今日は流しておく)
このコケを取るのは普通なら船を陸揚げして 陸上で船と地面の狭い空間の中で
ゴシゴシする 当然水で流さなくちゃなのだ そしてここの港には水道がない
だから何十リットルと水は持参して洗い流す 結構な作業になってします
その点僕はタンクを背負い 水の中でゴシゴシ
この方法だと 船を陸揚げしなくてもいいし 洗い流さなくていい
潜れる人の特権だね
珊瑚は本来強いもの 体が半分になっても お日様があって住みよい環境があれば
またニョキニョキ頑張れちゃう こんなコンクリートや港の中だって成長出来ちゃう
その珊瑚が減っているんだから そこまで珊瑚にとっての環境は酷いのかな?
いろいろな予想や研究なんかはあるのだろうけど 実際には珊瑚になってみないと
わからないよだろうなぁ

奄美ではイカ釣りのシーズンに入ったようだ
内地とは少しずれるのは水温のせいかな?
海の中はこんなイカ釣りの疑似餌がたくさん落ちている
これが一つ買うと1000円くらいするから 無くした人はちょい悲しい
そんなプチイカ釣りブームの奄美は昨日からやたら暖かく 今日は半袖で十分
はっきりいって暑かった・・・ この前の霰はなんだったのか?
あおんなポカポカムードで今日は漁協の海岸清掃に行ってきた
海岸を掃除しながら話していたのは やっぱり「昔は・・・」
まぁ 何処にいっても昔は魚も海老もたくさんいた って話はもれなく付いてくる
「港を作ったばかりに・・・」 「海岸を整備したばかりに・・・」
そんな話はいくらでも聞ける 僕が島に来て 昔より生き物が増えたという
話は1度も聞いたことが無い そんな昔の状態を僕は知らないから一度
見てみたいなぁと思うけどね
ただ 昔はと言うけど 昔ってどのくらい前?
話によれば戦後のこと 三十年前のこと 二十年前のこと それぞれなのだが
今日の話は 清掃していた海岸では昔 アサリやらハマグリやらたくさん採れたよね
って話だ・・・
「ん??」 それ知ってる だって僕が島に来たときはまだたくさん採れてた
のを見てるし・・・
僕がこの島に来て七年目 少なくとも五年前にはたくさんいた
そういえば 来た当時は珊瑚がたくさん残っている場所はまだまだあった
今とは全然違う
昔は 昔はっていうけれど 実はそんなに昔ではないこともある
本当ならそこまで早いスピードで自然が変化してはいけないんじゃないのか?
そんな気がしてしまう
ただ 僕もいつの間にか 昔は・・・って言ってしまうのだろうなぁ

ちょいと夜一人で潜ってみた
人を連れては行くけど 今日は一人で・・・
水中銃なるものを片手に お腹へったぁと思いつつ
泳いでいたら 目の前に大きな物体が・・・
「お久しぶり コブシメさん そして・・・」
そのまま一撃で仕留めるはずがちょっぴりずれて
捕獲はしたのだけど 打ち所が良かったのか まだピンピンしてる
久々だし腕は鈍るもんだ(まぁ 最初からそんなにないけどね)
まぁいいかな・・・
と思ったのが甘かった
車に入れた瞬間 辺りはダーク
気がつくと イカ墨車に・・・
一瞬 黒い車にしてしまえと・・・
ブラックバードもいいかな?
とまで思ったのはここまで それからの掃除が大変だったわ
まぁ イカの最後の反撃だね

気がついたら今年もあとわずか
クリスマスもだけど 年末も相変わらずまったく気がつかずに
終わってしまう感じ・・・ ここ数週間テレビとか見てないし
街の方にも買い物にも行っていないから ほんとにまったく季節感とか一切なし
特に慌しくもなく しいて言えばポンカンの収穫をしたくらいかな
ちなみに近所でお飾りを飾っている家は無し クリスマスにピカピカさせている
家もこの集落にはありません 平均年齢高いしな
と 年末とは関係ない穏やかな時間が流れているのだけど ただ一つ最近季節を
感じてしまうこと それはウェットスーツを5mmからついに6・5mmにしてしまった
このウェットは僕の持っているウェットの中では最強 とても暖かい
チャックもないから着にくい分暖かいし 裏地もゴム 実際にはこれが
一番暖かい気がする そしてこのウェットはフードも一体型
ちなみにこれなら雪の中の伊豆でも昔は平気だったのだけど・・・
もちろん水温の暖かい奄美なら直平気なのだけど 幾分心が弱くなって・・・
今は全然暖かい いやむしろ暑いといいたいくらいだけど 昨日の時点で水温22度
2月はこれから更に下がる・・・ ということは もう後がない
切り札を出すには少し早いかも知れないが思わず出してしまった
ちなみに真冬でも東京や大阪方面の人達は海の中 暖かいーっていう人もいるし
よく 「何で寒いの?」と言われるが 体が慣れてしまうのかなぁ・・・・
気温20度切ったらストーブをつけたくなる体になってしまったし
(といっても今年はまだ出してないんだけど)

前回 蟹にお久しぶりと書いたけど僕がお久しぶりになってしまったよ
それにしても寒い 天気予報で最低12度 最高18度って言ってたけど
(東京は最低2度とか最高も10度いってなかったような・・・)
数字以上に寒く感じる きっと北風のせいた!! と思いつつ
格好みると まず靴下はいてない・・・
そうか 靴下だ 靴下はけゃいいんだ! と履いてみたけど
やっぱり寒い・・・ とおもいつつ カヌーをどっぷり漕いでいたのだけど
そのときちょっと話したこと・・・
というか滅多には話さないけど たまーーに話す・・・
あっ 別にずーーっとマングローブを見てきて 単に勝思ったことなのだけど
マングローブと海の関係・・・
まっ 聞きたくない人もいるだろうし 目の前に実際のマングローブがあるのに
わざわざ小難しいことを聞かなくても十分感じるものがあるので 僕はその感じる
ことを大切にしたいので あえては話さない・・・けど成り行きで話してしまった
まぁ 簡単にいったらマングローブと海はつながってるよってことだ
いや それでは簡単すぎる ってか当たり前か
川と海の境目がマングローブで 川からの汚れを受け止めてくれるフィルター
みたいな感じなのだと思う 汚れは栄養だからなくては困るし 無いということは
自然界ではありえない ってかもしもなかったら山には何もないことになっちゃう
でも汚れすぎていていても駄目なのだと思う フィルターの性能が追いつかないし
フィルター自体が駄目になっちゃう
そして 多すぎた汚れはそのまま海に流れてしまう
汚れは泥だとすると 海には泥が積もる
そして その泥のせいでサンゴはお日様というご飯をもらえなくなる
サンゴが死んでしまえば餌にしていた魚や家にしていた生物も死んでしまう
自然は周ってる 良いことも連鎖しているのだろうが 一つ何処かに
ほころびがくれば 全体にほころびが来る気がする
それは人からすれば長い時間に感じられるかもしれないけど
ただ すごいことに(人もそうだけど) 自己修復が出来ちゃう
機械と違って・・・
とまぁ そんな話をしていたのだけど
自分で言っておきながら 本当に自己修復できるんだろうか?
自己修復できるなら人間がコントロールなどせず ほったらかすことが一番
なのだろうけど・・・ そもそも自然をコントロールするってのは人間の思い上がりなのかもしれない
と珍しくまじめに考えた日でした