海の中

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奄美大島は広い だから移動は車がないと辛い
バスは本数はないし料金はやたら高い 電車はもちろんいない
(だから踏み切りもない) もっと小さい島ならいいのに・・
よく思うことだ。 ただ島が大きな分 天候によって島影が出来たり
場所によって天気も全然違う 海の中もそうだ 太平洋が荒れていても
反対の東シナ海は全然平気なんてことはよくある 

今日は午前中 南部の東側で潜り午後は場所を移動して南部の
西側で潜った 東側では滅多に見ないくらいの透明度でコンディションはグッド これはこれはと思い 期待して西に行ったのだがこれは反対にいつもより悪い 同じ波もなく海は穏やかだったのにこんなにも
違うんだ・・・

ただいつも決まっているわけではなく逆に西側が綺麗になる
ことだってあるので一筋縄ではいかないもんだ

ソテツ

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最近 道端などでソテツが写真のようにドームを作っている
様子をよく見かける ソテツは自生しているものもあれば
人が垣根の変わりや目印などのために植えたものもあるので
良く見ると意外とたくさんある

このドーム状の中にはたくさんの赤い種が詰まっている
ただ・・・ このドームの上などにはハブがいると よく
言われているのど種を取るときは注意 さらにドームの中を
見てみると種と一緒にやたらデカイゴキブリ(羽なし)が高確率
でいる これはさらに注意だ・・・
何でドーム状の中のことまで知っているかというと・・・
昔 このソテツの種を取るバイトをしたことがある
(種は おかゆにしたりでんぷんになるので)

そのときは頑張って種を集めなくてはいけないので ゴキブリが
いると分かっていてもドームの中に手を入れなくてはいけない恐怖・・・

それもゴキブリはやたらとデカイし たくさんいるし・・・

それもソテツの種の周りにある花粉?は体によくないみたいだし。

そんな記憶があるのでドームを見てしまうと レントゲンのように
ドームの中を見て(イメージ)しまう

「あんなかはゴキパラだろうなぁ」

何かの罰ゲームにでも是非・・・

 

知らなかった・・・

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何度も書いているがマングローブは干満の影響をとても受ける
潮が引けば干潟となり水がなくなる 写真も潮が引いたときの干潟の
様子である 何度も書いているのに何でまたそんな事をというと・・・

地元の年寄りとの会話で新しいことを知ってしまったからだ

写真をよく見てみよう 細く川が流れている
その手間に竹ざおが立っているのはわかるかな?

実はこの辺まで人の私有地らしい 国定公園とか言ってはいるけど
実は私有地 国有地ではない 「そうだったんだ・・・」

「あれ?」 でもここの土地 あと数時間もしたら・・・

水没

どうやら昔と水位が変わっているらしく だいぶ侵食されたようだ

こんなところでも温暖化の影響なのかな?

小道

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疲れている人・・・結構多いと思う
マッサージ好き・・・これまた結構多いと思う
ついでに足つぼマッサージ好き・・・ これは多いか少ないかはわからない

普段マングローブの干潮時 裸足でマングローブの中を入って行くのだが マングローブの中は殆んど砂と泥 ただ一箇所 写真の小道だけが
小石交じりの道で足の裏にやや刺激がある
ちょっと痛い人もいるけど 高確率で「足つぼマッサージだ」って
言葉が聞こえてくるのであった

あばす

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ハリセンボン 名前は聞いたことがある人が殆んどだろうけど
実際に見たことがある人は減るかもしれない
膨らむと体中の針が立つ仕組みになってて この針が意外と鋭い
僕は素手でよく捕まえるけど おもいっきり掴むと痛いし 加減しすぎると捕まえられずに逃げてしまう さらに捕まえた瞬間から「ぐっぐっ」って膨らんでくるので その辺も頭にいてれ捕まえる
でも一度膨らませてしまえばこっちのもんだ はじいてバレーボールが
出来るくらいだ そんなハリセンボンだが 奄美では方言でアバスって
言う ちなみに沖縄はアバサー これまた食べると美味しい
よく冬は鍋になんか入れるけど アバス汁にしたり揚げて食べたりも
する ただ普通食用になるアバスは普通のハリセンボンじゃなくて
大型の種類のものだけど・・・ この食用になるハリセンボンは
結構大きくてそれこそ針千本あるんじゃないかって感じだ
とても素手ではチャレンジ出来ない 

ジェットストリーム

気がつくと海の話が多くなっている
海の話は程ほどにしておきたいのだが
最近は潜る以外になかなか時間が取れず海の話ばかりになってしまう
本当は畑のこととか鶏のこととか書きたいのに畑に行く時間がない
ちらっと畑を見たら もうあれは畑ではない・・・ただの荒地だ

仕方ないけど畑に戻すのは大変だ

とここまで引っ張ってなんだけど 今日の写真も海の写真
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ツノダシが並んで4匹 写真を見て3匹じゃないのが残念だった

何で残念かというと・・・

3匹なら黒い三連星・・・ そう!ジェットストリームアタックだ
by ガンダム

知っている人なら知っているはず

右から3つだけを見てください(一番左はカット)

ジェットストリームアタックに見えるはず・・・

オルテガがわかるはず・・・

・・・とブログを書き始めて一番マニアな話題だったかな?

おそらく8割の人が分からないのではないかと・・・

いや2割のわかる人に分かってもらえれば・・・

でも ドムで発進したくなるでしょう?

汗OR雨

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最近のマングローブは天気が安定しない
島の北部や南部で快晴でもマングローブでは雨なんてことは
よくあることで カヌーに乗ったら濡れる確率は大
なんせカヌーに乗っていると今まで晴れていたと思ったも
次の瞬間は雨なんてことは当たり前で その突然のスコールは
遠くの方から雨が責めて来るのが見えてしまうのだ
まぁだだっ広い川の真ん中でそんな雨が来てもどうすることも出来なので潔く濡れるのが一番 カッパを着ていても結局は汗で濡れるし
汗水か雨水かの差だ 
ただ雨が降ったと思っても数分後にはだいたい止むんだけど

一度濡れてしまえば次からはそんなに気にならないかな

臆病者

人それぞれ 魚に対するイメージがあると思う
例えばサメ・・・怖い とか獰猛とか かっこいいとか
例えばくまのみ かわいいとか 意地悪とか 旅をする?とか

まぁいろいろなイメージがあると思う じゃぁハゼ類はどうだ?
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一言でイメージを言わせてもらうと 臆病・・・

ダイバーの中にはマクロ好きといってこの地味で小さいハゼ類を好む
人がかなり多く見かける気がする ガイドがこんなことを言うのは
どうかと思うが嘘をついても仕方がない

「僕はこのハゼ類にまったくと言っていい程 魅力を感じない」

この小物好きの人がいたら 何が魅力なのか教えて欲しいもんだ

まぁ全国的に堂々とマクロ興味ないと言ってるインストラクターは
少ないと思うけど そんなタイプもありだろう。
やっぱりデッカイ魚の方がロマンを感じるよ

何でハゼ類が気に入らないかというと 臆病だから

近寄ると逃げるのが嫌い 別に食うつもりないし・・・

ってそりゃぁ自分の何十倍の怪物がくれば怖いのは当たり前か

いきいき

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オニヒトデの被害が甚大な奄美大島の海だが所々に
小さなサンゴが目立つようになってきた それでもまだまだ
殺風景な場所はたくさんあるけど なんとか新しく育った
サンゴは元気に成長して欲しい ただ最近よく見かけるのは
オニヒトデがいなくても珊瑚が死んでいってること。
直接の原因は僕にはわからないけど 間接的にはやっぱり
人間のせいなのだろうなぁ・・・ 

いっぱい

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海の中にも季節感があります この時期写真のような魚が
ごちゃごちゃっと湧いてます そして寒くなるといなくなります
この魚 小さいのだがもしも美味しければ・・・
食べ放題・・・ 美味しければですが

巣立ち

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最近お祭りのごとくたくさん見られたフクロウもいつの間にか
減ってきた もうカーニバルは終わったのか?
まぁ 大量のフクロウに家の周りを囲まれてるのも どうかと思うが?

それでもまだうまく鳴くことも出来ない子供のフクロウがいました
うまく飛べないみたいです 手を伸ばすと触れますが噛みます
(痛くないけど) 親フクロウは心配そうにこっちを見て気にしている
様子だけど 人間がやはり怖いのでそばには寄ってきません

それでも一定の距離を取ってこっちを伺っています

親フクロウにとって僕は魔王なんだろうなぁ 

威嚇

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僕は毎日カメラを持って潜っているわりには 殆んど魚の写真がない
毎日 毎日カメラ持ってるのに・・・

何故なら人ばっかり撮っているから。 ちなみに言うと魚もあまり
見ていない 潜っている半分以上 人の顔ばかりみている
まぁ 当たり前と言えば当たり前なんだけどね

体験ダイビング中 やっぱり思い出写真を撮ろうと
カメラを構えて指で合図
「3 2 ・・・1」といきたいところなのだがふと僕のすぐ下
を何者かが通った。 その瞬間思わずカメラの角度を変えて
撮ってしまいました きっと写真用の顔で待っていたのに・・・
撮られる方はびっくりしたかもね

思わず撮ってしまったのはこいつです

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ミニサイズのくせに威嚇してました

モンハナシャコ 「おいおい お前デカくねーか」
僕       「いや おまえが小さいんだろ」
モン      「それにしても地味だねー」
僕       「いや お前が派手すぎるんだろ」
モン      「けっ! めだったモン勝ちだろう」

と わずか数秒のアイコンタクト中の会話でした