交信

8af60271.jpg海やマングローブでは多くの生き物たちと出会う
事が出来る 数も種類もそれはそれはたくさんの
生き物たちと出会う事が出来る 大抵の人はその生き物達
を見て「かわいい」とか「不細工」とか中には「気持ち悪い」とか
それぞれの感想を持ったりする その中のわずか一握り人種は
生き物達と交信をしている 特にちびっ子に多く見られるのだが
生き物の言葉が分かるらしく普通に会話をしている マングローブの
干潟に行くとカニ交信している子供がたまーーにいる

でも今日はカニではなくトビハゼと交信している方を見つけた

ハゼを捕まえて「痛いよ・・強く握りすぎだよ 離してよー」
とかハゼに代わって代弁してくる ハゼの顔を見ると分かるみたいだ
このトビハゼは怒っていたらしい(写真)

でも握っている手は本人なんだけどね

その他のハゼも捕まえてジーーっと顔をみると
「この子 照れてる・・・」とか・・・

まぁ 僕もたまに魚とは交信しますが・・・

潮の力

9e88e544.jpg今日は大潮 相変わらずマングローブでの大潮は
水の引きが早いので 先までたくさんあった水が
あっという間に無くなっていく その分流れも速くなるし
意識していないと結構体力を使ったり 途中で座礁したりと
まぁ 苦労するときもあるかもしれない・・・ 
(僕は結構知り尽くしていますが・・・) 

潮の満ち引きを体感するにはもっともマングローブが分かりやすいんだけど
今日は海でビックリした 昨日まで台風の影響か? 海は強風とうねりで
荒れ模様 もちろん海の中も濁ってしまい コンディション的には良くなかった
・・・はずが今日は 物凄く透明度がいい 「昨日までの水は何処に?」

まだうねりの残る中 それでも昨日より落ち着いたな くらいに考えていたので
この透明度は正直ラッキー そうか今日は大潮か 潮の力で昨日までの濁った
水を入れ替えてくれたのかもしれない めでたし めでたし

成り行き

たまたま夕方 家に帰って来て 近くの商店に行ったら
鍵がしまっていた 「あれ?」しまってる事なんてあんまりないんだけど
まぁ 商店のおばぁちゃん 何処かに遊びに出たのかなぁと思って
家に帰ろうとしたら 遠くに人だかりが見える 「なんだろう?」と近寄って
みたらテレビカメラも来てるし でっかいワラで編んだ綱が置いてある

これ綱引きでもやんのか?って思ってたら本当に綱引きが始まった

家がすごく近くなのでカメラでも持ってこようかと思った矢先
近所のばぁちゃんが 遠くで「やれ! やれ!」みたいなジェスチャーを
している 成り行きで綱引きをする事に・・・

これは本気で綱引きをやってるわけではなく 
綱引きで綱を半分に切って(鎌を使って)
その後その切れた縄を川に捨てに走るのだが 実はこの綱引き 男女対抗戦なのだ
綱引きで真っ二つに切れた綱を持って 川まで競争するのだ

競争は必ず女が勝たないといけないみたいで(縁起の事で)男は川まで遠回りして
走らなくてはいけない 成り行きで参加してそのまま川まで走る事に・・・

川に綱を落として この行事は終了(来年も豊作だ)

後でさっき「やれ!」ってジェスチャーしていたばぁちゃんと話したら
「まぁ 川まで走ったの?」って言うから「おや?」と思って聞いてみると
「やれ」ではなく「綱に触れ」だったらしい

綱に触ると体の悪いもの(ばぁちゃんは悪いものをアクと呼んでた)が
出て行くらしい だから触れと言っていたみたい

なんだ そうだったのか・・・

って事で走ってしまったので写真は撮れなかった・・・

食べているもの?

286f24ac.jpg写真をよーーくみたら砂の粒粒がわかるだろうか?
これは風でそうなったわけでもないし波でなったわけでもない
一つ一つの粒はカニが食べた跡だ 跡というとイメージしづらいけど
わかりやすく言うと糞だ 僕は時間と潮が合うとき(大潮やダイビングの時間など)
よくマングローブの干潟を歩く 「マングローブは満潮 干潮違うから・・・」
と口でいうよりも見た方が手っ取り早いからだ
せっかくなので裸足になる 裸足で歩く これがなんともいえない感覚

そのときよく見ると砂には泥の団子が辺り一面に広がっている
実はこれがカニの糞 カニは砂をそのまま食べて砂の中の微生物などを
コシ取って栄養にしているのだが 残りかすの砂はそのまま排泄される

裸足で歩いているときに「これカニの糞だよ」というと歩きたくなくなる
人もいるかもしれないので「カニの食べた跡だよ」と言ってますが・・・

まぁ「跡って・・・糞かぁ」とすんなりタイプの人もいるけど

でもこのカニが砂を食べているおかげで干潟の砂は柔らかい
これは実は干潟にとってもいいことなんだけど その話は長くなるので
そのうち気が向いたら書こうかな・・・

いつの間にか

b8ad93d9.jpg今日は昨日書いた通り 台風が発生してしまい
海はうねうね おかげで今日の予定だった漁協の仕事は
延期になってしまいました という事で時間が出来たので
畑へGO 久々なので見たくない気持ち半分で行ったのだが
パッと見たらやっぱり草ぼーぼー 来週から暇なので畑を
復活させなきゃなぁと思っているところ目に入ったのが
パパイヤ いっぱいなっている 奄美ではパパイヤは果実としてでは
なく野菜として食べる 炒めて食べても美味しいのだか
一般的なのは漬物にする カリカリした食感で結構美味しい

漬物は作った事ないので挑戦しようと思う今日この頃です
(さすがに全部は無理だろうなぁ どーしよーかなぁこの量・・・)

うねり

海によく潜っていると水の中でうねりを感じることがある
風が吹いて起こす波なら潜ってしまえば結構穏やかなのだが
うねりを伴うと水の中でも揺れている そのうねりが最近少しずつだが
毎日大きくなってきた あれ?と思っていると天気図には熱帯低気圧・・・
台風の卵だ この低気圧がいずれ台風になるんだろうなぁと思いながら
海の中で揺られいました それにしても波やうねりは相当な距離を伝わって
くるんだなぁと思った 今日のうねりのエネルギーの発生元はいったいどのくらいの
距離を伝わって来たのか・・・ 想像不能だ

遺書

この前用事があって役場に行ってきた
窓口に印刷された紙が置いてあったのでチラッと見たら
「遺書を書きましょう」 って太字で書いてある
遺書・・・ 窓口にある唯一の印刷物が遺書についてで
「ええっ!」って思ったけど内容的には後々の事を考えると
遺書がいいですよーみたいな感じでした 

内地の方の市役所なんかにもあるんだろうか?

やっぱり年寄りが多い場所なんだなぁと感じてみました

でも遺書ってどのくらいの人が書いているんだろう?

シュノーケル

4e997232.jpg当たり前だがダイビングとシュノーケリングは違う
どちらが楽しいとかは人それぞれだし両者ともに楽しみ方
があるんじゃないかなぁ と思う
ちなみに僕はシュノーケリングは自由で気軽な感じがいい気がする
ダイビングは浮遊感とゆっくり出来る事かな 

シュノーケリングというくらいなのでシュノーケルを
くわえるのだが シュノーケルってのは簡単に考えるとデッカい
ストローみたいなもんだ このシュノーケル 話したり陸上にあがれば
大抵の人は口から離すのだが子供は・・・
これが陸上に上がってもシュノーケルをくわえっぱなしの子供がたまにいる
シュノーケルをくわえたまま砂浜で休憩したり 両親に呼ばれたときも
くわえたまま来る ビックリしたのはマスクを脱いでもシュノーケルは噛んでる

そーいえば子供の頃 給食の牛乳飲み終わってもストローよく噛みっぱなしだったけ

踏む

078ad17e.jpg写真を撮りたかったんだが 忘れてしまった
今はお昼頃が干潮の時間で潮位が下がるので
マングローブには大きな干潟が出来る その干潟を
裸足でよく歩いている  泥が多いのでサンダルを
履いていると足が取られてしまうので裸足が一番歩きやすい

カニなど凄い量がいるんだけど 気にせずにバンバ歩いてる

初めて歩く人の中には「カニ踏んじゃう」って言っている人もいる

「人に踏まれるくらい鈍かったら 生きていけないんじゃないかなぁ」
と僕はよく言う だからまぁカニが勝手に避けるだろうと・・・
思っていたのだが 早足で歩いていると一瞬 足に鋭いものが当たった

「?」 見たらノコギリガザミ(マングローブカニ)の子供が一生懸命
足元で威嚇しながら両手を広げている

「踏んだんだぁ・・・」

チビのくせに両手を頑張って広げてるカニは
「俺 お前に負けないぜ」

と言っているみたいだった・・・が僕的には「チビで助かったな」
と捕獲するには食べる場所が少ないので見逃した

でもあのカニ 僕に踏まれるくらいじゃ 大きくなれないだろうなぁ

いかだ

前回の台風で非難させたイカダを復活させた
久々に見ると すでに風景とマッチしている気がする
去年まではなかったのに 見慣れてしまうと そこにあることが
普通になってしまう 不思議なもんだ

海の住人と今日一緒に潜った人達 みんなで運んだのでさすがに人数が
いる為か上げたときより軽く感じた
人数の力ってのはさすがだね 

台風のとき船を上げたりと 普段協力する事も
ないような人達が このときばかりはみんなで協力しあっている風景なんかは
きっと田舎の良さなんじゃないかなぁ 

台風の後

d4052845.jpg台風の後 太平洋側で潜ってきた
すでに14号がこっちに向かっている
ようなのでまたすぐに荒れてくるのだろうけど
今日は数日前まで荒れていた海とは同じとは思えない
静けさだった もちろん海の中も穏やかで水が澄んでた
こんな日に潜れる人はラッキーだ

でも海は生き物みたいなもの 機嫌しだと思うしかない

怒った時は怖いけど ご機嫌のときはとても穏やか

まぁメリハリがあっていいのかもしれないのかな

避難

44d1bf4e.jpg奄美は台風が去り風も収まってきた
まぁ今回はそんなにに風も吹かなかったし
大潮でもないし台風も早かったので 多分
そんなに被害とかないんじゃないかな
道路には枝がたくさん落ちていたけど・・・

昨日の夜 台風接近中にゴーーっという風の音を
聞きながらお風呂に入っていたのだが 頭を洗っていると
肩にピシっと何かが当たった「何だ?」と見てみたら
トンボだ トンボが風呂場を狭しと飛んでいる・・・

外に逃がそうと思ったのだが 風の音がゴーーっと鳴っている

さすがに羽が生えていても無理かな?と思って墨の方に寄せておいた

避難してきたんだろうか? その前に台風の時 トンボは何処で隠れているんだろう