落し物

12d9f2f8.jpg冬になるとイカが産卵しに来るので
深場から岸よりの浅羽に寄ってくる
そこを狙ってイカ釣りが盛んになる
防波堤などをよく見て歩くとこの時期
イカの吐いた墨がところどころに付いている
それを見て 「ここイカ釣れるみたいだ」とか
思ったりもする 釣りのための餌は イカ釣りの場合
生餌を使うか疑似餌を使う 写真のものが疑似餌だ

この疑似餌でだましてイカを釣るのだが どうしても海底の岩などに
引っかかってしまい失ってしまうことも多々あることだ

このイカ釣りシーズン 海のに潜ると赤だの青だの妙に目立つものが目にはいる
近くによって見るとこの疑似餌が多く落ちている 海に潜るたび拾ってくるため
僕はこの疑似餌を買ったことがない 海のリサイクルかな・・・

くらげ

7edc67ee.jpg何故なのか疑問だが今 一部の海で
くらげが大発生している 近づいて
よく見るとヒラヒラと泳いでいて意外と
綺麗なのだが近づきすぎるとさされる
よく見るには絶妙の距離感が必要になってくる

それにしてもよくぞここまで大量発生したもんだ

中華料理でよく くらげを食べるが あのくらげとは別なんだろう
きっとこの写真のくらげは食べたらピリッとするんだろなぁ

刺激好きにはたまらないかも・・・ ただその後は治療が必要に
なるかもしれませんが

タンカン

47a703c0.jpg二月に入りいよいよ市場ではタンカンが売り出されます
それより前に出荷することは出来ません 規制を無くすと
まだ熟れていないのに早採りしてしまう人が多くなって
しまうからです 周りよりも早く出せばそれだけ
高値買い取ってもらえるのですが 味はというと・・・

まぁ 僕はタンカンを買うこともないし 自家用なので
そんな制限などまったくありませんでしたが

3月まで 奄美はタンカンであふれかえります

ポンカンと違って日持ちします
香りも良くて 島では今ではポンカンではなく
タンカン主流です ただ残念なのは家は主流がいまだにポンカンです

まぁポンカンがまずいというわけではないのですが ポンカンが勝手に
なくなることはないのですが(畑から) タンカンは根こそぎなくなります

人気だしちょっと高いかも

撮影

7db732ea.jpg明日は鹿児島本土では大雪 奄美も今日は
冷えるなぁと思っていたら 今あられが降っていた
一瞬だったけど・・・ 

さてそんな冷えた一日でしたが 寒い中テレビの
撮影をしてきました 今回は芸能人などの有名な
方はいなくて 出演者も一般の方 さらには
写らなくていいので 気楽に出来ました

久々 撮影が楽しく出来ました 

テレビカメラを乗せて 大きな船を漕いでマングローブを
周ってきました 船を漕ぐときは竹竿で底を突きながら
進んでいきます いつもはカヌーガイドさんですが
今回みたいに船を操るときはガイドさんではなく船頭さんになります

和んでの撮影雰囲気だったので 寒さも気にならないで楽しく撮影できた

ただ船頭さんは力を使うのでその分 体が暖まったのか・・・?
ということは 暖かかったのは もしかしたら僕一人だったのかな?

PS 写真は僕が撮ったので本人は写っていません
 

訪問者

c28f1d96.jpgそれは真夜中 12時をまわった頃
我が家に侵入者が訪れた いや落ちてきた
部屋の片隅から「ポトッ」と音がしたので
振り返ったら そいつは鎌を振りかざしている

ヒットマンだ・・・

あからさまに挑戦している・・・が実力差は
歴然としている 侵入者に対して僕の大きさは
何十倍? いや何百倍!

一応 つまんで部屋から出してみたが もしかして
寒いかも・・・と思い野外の風呂場へ移動・・・

考えてもいたら もうすぐ2月だぞ 

こんな時期にいるんだなぁ 何を食べているんだろう?

思わず連れ戻して イモリ用の餌をあげたら 食べた

満腹になったみたいなので また半野外の風呂場へと放した

係留

e19d03e7.jpg近所の港で潜ってきた この時期 奄美は
北風がビュービュー吹くので万が一 船を
係留しているロープが切れてしまったら・・・

大事になる前に早め早めで手を打っておく
海では基本的な事だ もちろん自分の船は
万全に対策しているので言うまでもないが
他の人の対策まで手を出してしまうのであった・・・

まぁここの地域では潜る人がいない タンクを背負って
潜る人などまずいない と言うことで考える事もなく僕が潜る事になる

作業を簡単に考えていたのだが ここの港 海底の泥があまりにも酷い 
もちろん海底に沈んでいる係留するためのアンカー(錨)は埋まっている・・・

簡単に「アンカーの取っ手にロープを結んでくるよ すぐ終わるよ」と言って
僕がその後 水面に上がったのは40分後であった なんせロープをかける取っ手が
埋まってるから海底で一人もくもくと掘る 掘って 掘って その間は泥で濁って
視界ゼロ 透明度でいうと3センチくらいかな 探す作業から結ぶ作業などまったく
見えないから 手探り 手探り 手探り  終わったときは妙に充実感があったよ

でも家に帰ったら 自分が泥臭くて嫌だった ウェット洗ったら水が黒くなった

ここは東京湾か・・・? 

温度差

さてさて今日は奄美から久々の更新
奄美の家に着いて気がついた事
神奈川ではずーーっと靴だったのに家に着いてから一息して
外出するときに履いたものは サンダルだった
これが無意識に履いてる 条件反射みたいだ・・・

当然ながら奄美の方が暖かいのだが(それでもすごく暖かいってほどでもないけど)
帰って感じたこと 外気温は奄美の方が暖かいけど 家の中は神奈川の方が
全然暖かい というより奄美の家の中は寒い

隙間風びゅーびゅーだし・・・

でも帰る前より寒くなっている感じがする

これは慣れだ きっと慣れだ 家ってこんなに寒かったのかぁ

北海道にいった妹が昔寒がりになって帰ってきたが もしかしたら
北に行くほど家の中は暖かいのだろうか?

でも もしも僕と同じような家に雪国の人が住んでいたら・・・

考えたら寒くなってきた

便利性

インターネットが普及して何年くらいが経ったんだろう?
僕は大学生のときに初めてインターネットを見た
そのときは今みたいにADSLや光じゃなく普通の
電話回線でつないでいた それが段々と回線が進化して
今ではびっくりするほど速くなってる でもこのびっくりした感じは
速度に慣れてしまうとびっくり感はなくなってしまう

今 奄美の僕の住んでいる場所は 最速でISDN
(今度 ADSLが来るんだけど) 実家に帰るとADSL

実家のインターネットをつなぐと恐ろしいくらいに速い 
でもきっと今度 奄美にADSLが入ってそれが普通になると
実家に帰っても今みたいな「はえぇー」って感覚はなくなるんだろうなぁ

逆に今 普通のISDNが「遅い」と感じてくるんだろうなぁ

一度便利になるとなかなか昔には戻れないのかもしれません

えびちゃん

神奈川の実家に来ています 一昨日来たのですが
家を空けるときはやっぱり大変 畑の手入れして
家の片付け あとは生き物をどうにかして・・・
魚や鶏 爬虫類などはどうとでもなるんだけど
犬だけは近所の人に頼んできました

このうちの犬 名をエビスという
エビスビールから取ってエビス  世の中的には
えびちゃんと言ったらかわいいのだろうけど うちのえびちゃんは
かなりかわいくない というより毛並みが汚い 汚れているとかではなく
なんか汚い(感じする) 見た目が悪いせいなのか 愛嬌だけは
頑張ってる気がするが・・・ 

さらにこの犬 近所では最弱 野良猫に勇敢に立ち向かって行くのだが
勝負は数秒でついてしまう 猫の一声で尻尾を巻いて逃げる 
立ち向かうスピードより逃げるスピードはやっぱり速い

特権

f78e810f.jpg2月になると奄美は一斉にタンカンの
季節に移っていく 2月1日になると
急にお店ではタンカンがあふれかえる
では1月31日まで無いのか?と言われると
おそらくまったく無いと思う(日付はもしかしたら
違ってるかもしれないけど) タンカンが急に
2月になったら熟れるというわけではない

実はタンカンは2月に入らないと売ってはいけない
というより市場などで売れないという決まりがある

これは昔 タンカンを早く出したい(市場などに)一心で まだ熟れる前のタンカン(色がまだ薄いやつ)を出荷する人が多かったために出来た規制だ 
やっぱり熟れてからとでは味が全然違うしね

でも家は・・・自分で作ってるから市場に出る前に食べれちゃいます

農業をやっている人だけの特権です

写真はタンカン でも数個ポンカンが混じっています 

また今度ね

「また 今度ね」 僕はよーーく使う言葉
きっと殆んどの人が使った事のある言葉だと思う

今日畑でジャガイモを植えて(本当はもう時期遅いんだけど)
一息ついたとき 近くの畑のおばぁちゃんが通りかかった
「元気ですか?」 そう言われたので「元気ですよ」と少しだけ
お話をしてまた畑へと戻ったのだが 少し前なら挨拶に「元気ですか?」
という言葉は使わなかった 今の時期の挨拶は必ず「今度カニ捕り
連れて行くよ」 そして僕が「今度ねー」ってそれが冬の挨拶だった
(冬がそのカニの時期なので) その挨拶をしていた相手は今日会った
おばぁちゃんの旦那さん でもその旦那さんは去年亡くなってしまった

そのおじいちゃん おばぁちゃんは いつもいつも二人で畑に出かけていたのに
今はおばぁちゃんが一人になってしまい 家にいる事が多くなって
しまったみたいだ だからおばぁちゃんと会ったのは久しぶり

「今度一緒にカニ捕り行こう」 もう言えない言葉 なんで「また今度ね」って
そのままだったんだろうなぁ・・・ 

昔 牛の暴走を体で止めた伝説を持つじいちゃんも亡くなった 
「今度遊びに行くね」 その時もそう言った 

日常生活でよく使ってしまう言葉だけど 考えさせられてしまいます

  

冬でも

今日の気温は17度くらい 亜熱帯と言われている奄美大島も
冬は結構寒い そんな中 家の近くの川を通りかかった時の事

「グエグエー 」と鳴き声が聞こえてくる

「おおっ 蛙の声だ」 そう思って見たらいるじゃないですか蛙

でも待てよ 今は冬なのに・・・

そうこの島では蛙は冬眠しません 

それでも夏に比べたら少ないので冬眠してるやつもいるのかな?

寝付けなかったって事かな?

「んっ?」ってことはハブも冬眠してないのか・・・