堆積

奄美大島の海はどこもオニヒトデの発生が問題になっている
太平洋側(中部)はそれでもあまりいなかったので 珊瑚はだいぶ
残っていたのだが 最近 一部に大発生を確認した
これはこれで問題なのだが・・・ 実は他の原因もある
オニヒトデがいなくても 今 珊瑚は確実に減っている(死んでいる)

海の中を見ると泥が堆積してきている 前はそれほどではなかったのに・・・

明らかに人間が原因である 泥が多く堆積すれば珊瑚が死んでしまうばかりか
新しい珊瑚も生まれてこない 僕はヒトデよりも大きな問題だと思う

今日の海は波などはなく 穏やかな海だったが 潜ってみると 赤土で何処となく
濁っている 「こんなに穏やかなのに・・・」

こればかりは潜っている人しかわからない ここの村では僕しか分からないこと
なのかもしれない・・・

こんな海を見ていると 5年後 10年後 今の海を維持していくのは無理なのでは
ないか?と思う どーなっていくんだろう?

石の下

fe549f7c.jpg初めて海に潜ったとき きっと見た事のない世界
が広がっているので 感動する人が多いと思う
陸上と違って 青い世界だし 三次元だし 人は
いないけど 魚がたくさんいる でも水の中なので
やっぱり最初は不安を覚える人も多いかもしれない
なかなか ゆとりが無いうちは視界が狭いのだが 暫く
時間が経つと いつの間にか魚に夢中・・・

そのうち さらに慣れてくるといろいろなものをツンツンと触りだす

そして石の下には何がいるかなぁ?って好奇心が出てくる
僕はその気持ちは結構大事だと思うので 石をひっくり返してみる

あっ キンチャクガニだ こんなのも登場するんだなぁ

PS 石はひっくり返したら必ず戻してます ちゃんと元の状態にしないとね

昔の話

突然ですが拉致されました
ここの集落では(村では)よくありますが なんだか
よく分からないうちに どこかへ連れて行かれます 
家の前に車が突然止まり 呼ばれたと思ったら次には車に乗ってます

何処にいくのかと思えば 畑に行ったり 家にいったり 川にいったりと
用件はいろいろです 例えば車のバッテリーが上がったとか 畑の岩を動かして
欲しいとか きのこを採りに行こうとか・・・それぞれです

その後 ビールを飲んだりします 
何度も言うがここの集落(村)は平均年齢が高いです
なので大抵 昔の話が始ります 「昔はソテツを食べていた・・・」
貧しくて食べ物がなかったので あるものは何でも食べた・・・
島のいろんな人から聞く言葉です 

ある人が「ソテツは命の恩人だ」と言っていた

食べ物がないとは聞いていたがそこまでなかったんだ・・・ 

シャワーの後

もう10月も終わりの頃 もうすぐ11月というのに奄美はまだまだ
半袖一枚でOK 海水温も26度くらいあるのでウェットを着なくても
たまーーに泳いでいる人もいるくらい(僕はいつも着ますけど)
しかし さすがにシャワーを浴びるときには そろそろ温水が欲しい
海水は暖かいが川の水はだいぶ冷たくなってきた (水道水も)

今日も温水シャワーを浴びたのだが ふと思った事がある
「最近 水着を着ていない」 でも海には行っている・・・
水着は4枚くらい持っているのだが タンスに捕まった状態だ
ここ数ヶ月 水着を着た記憶がない 

ズボンを脱いで そのままウェットを着る

ダイビング後 シャワーを浴びて着替える

ズボンを履いて Tシャツ着て・・・

「あれ? 最初より一枚足りない」

ちょっと冬はスースーして涼し過ぎるかなぁ

放流事業

5da3d6c1.jpgさてさて今日はレジャーのお仕事ではなく
漁協としてのお仕事 住用の海にトコブシ
(アワビの小さい感じの貝)を放流してきた

見てみたら小さい・・・ これでは餌になってしまうのでは?
と感じてしまうくらい小さい貝だ なんとか育って欲しいもんだが

結構人数が集まったわりに潜り手は二人・・・

そして僕は潜っては 船に上がる事 約7回以上繰り返す

実はちょっと疲れてました 
とこぶし2

せみ

318c36dc.jpgセミが鳴くのは夏休みの頃だから夏・・・
って思うが奄美大島では 今セミが鳴いてる
夏も鳴いてない事はないけど 今がピークの
感じがする 鳥みたいに鳴くセミやら暑苦しいく
鳴くセミなどいろんな声がする セミの声はなんとなく
夏っぽい気がするのだが 今はもう10月後半 普通に考えれば
季節は秋だ 秋といえば紅葉があったり 温泉に行ったり・・・
ってイメージがあるけど こっちは紅葉はないし(塩害はあるけど)
温泉もない いまだに裸で海に入れるし・・・

奄美には秋がないのかもしれない・・・

でもマツタケ(もどき)は出てくるけど

狩猟本能

34e5c690.jpgダイビングをすると小魚がたくさん群れている
最初はやはり怖い人もいる 知らない世界に
飛び込んでいくので当然だろう でも思ったより
早く水中世界に慣れていく そして慣れた後には
ゆとりが待っている ゆとりが出ると今までは怖がっていた
水中世界が一転 好奇心をくすぐるような世界になる
(実際の風景は同じなんだけどね・・・)
その後は小魚を捕まえようとする人が多い

「いままであんなに怖がっていたのに・・・」

一生懸命捕まえようとしている まぁ人間に捕まるようじゃ自然界では
生きてはいけないと思うけど・・・

これはやはり狩猟本能からくるものなのか???

やっと

9120b7b1.jpg夏の台風で船を港に上げて(避難)からやっと浮かべました
浮かべるまでが長かった 浮かべようとすると遠くに台風・・・
この時期仕方ないのですが ここまで長引くとは思ってもいなかった
まだ太平洋側は荒れているけど まぁ段々と落ち着いてくるんじゃないかな
(台風が発生したらショック・・・) 

漁船であり遊漁船であるので 海が落ち着いたら活躍してもらおうかな

それにしてもしばらく放置していたので船台の車輪が錆び錆で回らないこと・・・

やっぱり手入れは大事ですなぁ・・・

それにしても港で船を下ろしていると 大変なのがわかっているのか
近くにいる人が手伝ってくれる そーいうのは嬉しいことです

手伝ってくれるときみんながそれぞれ言う事が違うときなどはちょっと困りますが
一人が「押せーー」  一人が「引っ張れー」とか・・・

ちなみにその状態の僕は無言です 

やってみよう

20fcc891.jpg大量に採れ続けている自家製パパイヤ
炒めて食べたり お味噌汁に入れてみたりと
試行錯誤して食べている(処理?)
でもさすがに漬物は一般的な事もあって美味しい

奄美ではパパイヤは果物ではなく野菜として食べる
緑のまだ熟れていない状態の果実なら意外とすぐに
実るのだが 黄色く熟れるまでには結構な時間がかかる

もしかしたら島の人は「熟れるまで待てない」くらい食いしん坊なのか?
それとも「カラスに食べさせるくらいなら・・・」ってことで緑で食べるのか
(緑のときは固いからか?カラスは手を出さない)それは僕にはわからないけど
漬物で食べるパパイヤ 結構美味しいですね

昔からの本来の漬物は作るのに手間がかかるけど お友達に教えてもらった
浅漬けなら簡単に出来るし 味もいい ってことで家の食卓には毎日パパイヤ漬け
が並びます 

逃がし

理由はよくわからないが今の時期
マングローブでは魚がよく釣れる
おそらくあと一ヶ月くらいは釣れる時期だと思うけど
今日は随分と逃した 釣りをメインにしにいっているわけではないので
(もちろんちゃんと案内してますが・・・)そんなにどっぷり釣りしている時間も
ないのですがカヌーの移動時間にトローリングしています ちゃんと投げて釣った方が釣れることは釣れるんだけど トローリングだと案内しながら釣れちゃうのが
便利 今日五回も当たりがあったのに釣り上げられなかった・・・
(一匹は手元で落としたけど)
結構 不調だったかな

お腹

544f094a.jpgダイビングを終えた後にお腹が減ったぁ
ってのはよくある カヌーに乗り終えた後に
お腹減ったってのはもっと多い

僕 個人的には潜った後にはあまりお腹が減らない
カヌーは結構減る もしもカヌーツーリングが終わる頃に
段々と口数が減ってきたら それはかなりお腹が減ってるから
かもしれない・・・ 

ダイビング後はあまりお腹が減らない僕ですが 海の中で
美味しい魚を見たときは別です 
朝ご飯を食べてないときは 魚を見てグーーってなってます

きっと隣で潜っている人達は「かわいい! でっかいー」
かもしれませんが 僕はその頃「バターで焼こうか? バジル風味にしようか?」
などと考えているかもしれません

もしかしたら大海原に少しだけヨダレが垂れてるときもあるかも・・・

コンディション

74a253a6.jpg台風の影響で太平洋側は大荒れ・・・
なのですが島と島に囲まれた場所では
台風が来ているんだろうか?と思わせる程
海は静かだ 潜っても波も流れもほとんどない

honohosi

でも太平洋側でもしも海に入ったら・・・
ここまで場所によって違う 車でわずか15分くらい走っただけなのに・・・