ダイビング中のこと
ふと気がつくと無意識に何かを捕まえていることが多い
それがヒトデだったり ナマコだったり 貝殻だったり
何かしら手に持っていることが多いみたいだ
これは無意識につかんでしまうらしい
写真のフグ コクテンフグは僕の好きな魚だ
こいつはいると必ず触りたくなってしまう
考える間もなく触りにいく
そして膨らむと 「やった・・・」と意味の分からない充実感が
ある これはきっと捕まえたことのある人ならもしかしたら
共感できる人がいるのでは・・・
奄美大島でマングローブカヌー・体験ダイビング|ダイビング&カヌー珊瑚茶屋
とても久々にブログを書いている
それはいままでここ数週間 僕にとって
いろいろな事が重なってしまい とても書く気分に
なれなかったからだ 正直いまでもたわいも無いこの
文章を書くのが大変かもしれない 本当なら奄美大島のことを書きたい
でも なかなか書けない
それでも島で太陽を見ると「綺麗だなぁ」と感じるんだなぁと思った
心境は最近 大事な事を見失っていた気がする
そのことを後悔している感じだ
初めてダイビングをした人やCカードを取った頃を思い出してみると
足ひれを履くのはちょっと苦労したなぁと思っている人が多いのでは
ないだろうか? 支えてもらったり 履かせてもらったり
「俺 体硬いから辛いし・・・」なんて思った人なんかもきっと
いるだろうなぁ さらに重い器材を背負っているし・・・
でもこの苦労したフィンも水の中ではとても重要アイテム
いや 重要というか フィンが無ければダイバーは なんて無力なんだろうと思うことだろう
水の中ではフィンを履いたまま前に歩くことはこれまた大変
後ろ歩きしたり カニ歩きが歩きやすいかな
でもフィンを履いてカニ歩きをしていても気分はペンギン!という
人も多いのではないか?と勝手に想像しています
奄美のマングローブは国定公園に指定されている
・・・と言っても今や世の中は世界遺産 はっきり言って
国定公園という硬い肩書きは必要ないと僕は思っているが
国定公園内には動力船 つまりエンジン付きの船は入ってはいけない
だからマングローブ内にはエンジン付きの船は入ってはいけない
(でもエレキ・・・電気のエンジンは環境も汚さないし船舶
免許もいらないから マングローブ内もOKだと思うけど)
でも台風時はそんな事言ってられない 奄美の台風はそれはそれは
強風が吹く そんな強風時でもマングローブの中はわりかし穏やかなので昔からの避難場所になっている
写真のロープはその非難してきた船を係留するためのロープ
満潮時にしかこのロープの場所に入って来れないので(水位の問題で)
時間を合わせなくては避難も出来ない
うっそうとした中に突然ロープが何本も出現するので
「何かの呪い? 儀式?」とちょっぴり不気味さもあるんだなぁ
今度「あのロープは何ですか?」と聞かれたら
「ふふふ 秘密です」って答えてみようかな・・・
もしかしたら想像が膨らんで「の・呪いなの?」と思う人が
いるかもしれない
最近の奄美は毎日雨 段々と暖かくなってきたがそれでも
濡れればさすがに寒い 雨でもダイビング中 海の中は穏やかで
雨が降っているなんては忘れてしまう
そんな海の中で最近 ある貝が増えてきた
本名 マガキガイ というのだが島の人にマガキガイと言っても
多分9割の人が「何それ?」というだろう しかし方言でトビニヤ
とかテラジャとか言えば殆んどの人が「あれ美味しいよね」と
知っていると思う 島の基本は方言(特に魚介類は)
本名は不要だ いろいろな魚介類を本名で伝えても伝わらない事が多い
本名で言っても分かってもらえないので自然と方言名で話す
ことになる するといつの間にか僕も先に方言が浮かんでしまう
(まぁ 本名を使う機会がないからなぁ)
この写真のマガキガイなどは 特に本名マガキガイが僕の中では
本名トビニヤになりつつある
「この貝 なんですか?」そんな質問に僕は
「これ? これはトビニヤって貝だよ」と言っている僕がいる
言った後に「おいおい マガキガイだろ」と心の中で思うのだが・・・
この方言本名化はなんとか阻止しなければならない
生き物は一応 本名で覚えておきたい・・・・
PS トビニヤもテラジャも同じマガキガイの方言です
ニャというのが方言で貝 だからトビニヤは飛ぶ貝
みたいな感じかな
いつものように朝 鶏に餌をあげに畑行った
「あれ? 何だ?」 たくさんの毛がむしられている
「まさか鶏がやられた?」と数を数える・・・
このまえ盗まれたので鶏はすでに数匹・・・
だからすぐ数えられてしまう(悲しい)
一 二・・・ 全部いる! (早い)
辺りを見回したらなんと サシバだ サシバの死骸が転がっている
サシバというのは鷹の仲間 顔もかっこいいし 姿も猛禽類で
気高い感じがするのだが サイズが小さい
おそらく殺しのホシはカラスだ サシバは鷹の仲間だがサイズは
カラスより小さい 小さいからカラスによく虐められている
カラス「空の王者は俺たちだけだ」そんな感じだ
カラスってのは頭もいいし 強いし さらに群れる・・・
カラスを追い払う作戦があれば教えてもらいたいものだ
ちなみにサシバの写真は迷ったのだがやめた
体もきれいでおそらく死んでからもわずかの時間しか経っていない
でも・・・ なんか写真を撮ったら(死骸)呪われそうなのでやめた
(昨日 怪物映画を見た影響か)
同じ場所でも天候 時間 などによっては全然別風景にみえる
海中は太陽で青さがまったく変わってくるし 見れる魚なんかも
潜るたびに変わってくる(同じやつもいるけど)
マングローブは時間帯によって景観がまったく変わる
ただ 自然を見たり体験するときに一番大事なのは?
と聞かれるとちょっと迷う
解釈の仕方は人それぞれだが僕は「人がいないこと」だと思う
もちろんワイワイと楽しんでもいいと思うけど 純粋に自然を
見たいと思っている人は とにかく人がいないことが一番
なかなか夏のシーズンになってしまうと マングローブ貸切
ということは難しいが 運良く周りに人がいないときは
写真のようなカワセミなんかも見れちゃう
(ちょっとわからないかもしれないけど・・・)
ただ旅行などが「楽しかった」って思える一番の要因は
きっと 旅行している人 本人の気持ちが大切なんだろうけど