毎年六月は台風が一つ来ていたような気がする
そして今年も予想通り台風が発生 そして奄美に迫ってきたが
今回はルートを変えてくれた でも海はうねりが1000キロ先まで届くという
遠くで台風が発生すれば 何も隔てるものがない太平洋はうねりがビシバシ
と伝わってくる 天気は穏やかで風もなく波もない・・・ が何故か海の中は
ゆったりと揺れている 台風のお土産かな?
たくさんの目
枝豆
ありがとう六月
海に潜ってからいろいろ終わって家に着いて時間をみたら七時
七時でも周囲はまだまだ明るい せっかく雨も降ってないし 暗くなるまでの
わずかな時間 畑にいくしかない!ってことで畑に行って農作業をしていた
暗くなってきたなぁと思ったのがもう八時 八時? そうか今の季節こんな時間まで
見えるんだぁ 六月っていいなぁ
そして暗くなった畑にぽつぽつと光が見える
「ホタルだ!!」 そういえば去年はこの時期水道管の修理で蛍を見つけたっけぇ
今年は畑で それも結構数が多い
これはとばかりに数匹GET
家のビンに入れて・・・
部屋を真っ暗にして大好きな日本酒を飲む
最近 よく島の田舎にいたら何して遊ぶの?って聞かれる
僕はここだからたくさん遊べるのにって思う
田舎は本当に興味いっぱいのものだらけなのだけど
遊ぶには少しの想像力とやっぱり好奇心が必要なんだろうなぁ
それにしてもなんか自分の家なのに不思議な空間になった
蛍は(蛍じゃなくても)「ここにいるよ」って教わるより
偶然「あっ 蛍!!」って見つけたほうが何倍も何倍も嬉しい
今日はここに住んでいて良かったって思える瞬間でした
蟻の湯
奄美は梅雨なのだけど 昨日今日はそんなに雨はふっていない
なんとなくだけど だんだんと梅雨が明けていく感じがする
そんな季節には羽蟻が大発します
夜 街灯にわんさかと集まってきます
羽蟻が飛ぶとそろそろ梅雨明けかなぁって感じです・・・が今日は街燈ではなく
写真の電気は家の風呂・・・
湯を張ってさて入るかなぁと思ったら風呂場にわんさか飛んでるじゃありませんか
このままバタバタされながら入るのもうざいし・・・ 何十匹といるし・・・
とりあえずタオルでパンパン打ち落として・・・
これがバンバン落ちていく 気分はウェスタン うなれ44マグナム
と調子にのってロックオンし続けていたのだが気がつた時には湯の中には何十匹という
羽蟻が落ちているじゃないですか(電気の下が丁度風呂なので)
「うわぁ・・・」って数秒だけ思ったけど考えるのも面倒なので
そのままザブンしました まぁお湯が溢れてみるみる流れていったけどね
アルキメデスさんありがとう(よくわかならいけど)
風呂に入りながらもやはり飛んでる蟻をロックオン いやぁこれが結構楽しい
ただ体洗っているときに たまにピタッとくっついてくるのよねー
まぁ それはまだしも何故か体を洗っている最中に口の中に入ってきて・・・
それはそれで嫌なのだけど 何故口に? 僕は体洗ってるとき口開けてるの?
それちょっと嫌だなぁ
最終的には撃滅したので僕の勝ちだったかな 気分すっきり!
ものごとなんでもそうだけど どんな事でも 小さいことでも
楽しめる人の方が得だよね
夜の誘い
夜 月の下で海に潜ることもある
昼間のような派手さはないのだけど 昼間は隠れている生き物などみれるし
なにより夜の海は神秘的
今回もその神秘気的な気分で赴いたのだが いきなり特大の亀を見つけてしまって
まずは挨拶代わりに 亀タッチ! これは必ず僕はやってしまう やらずにはいられない・・・
そして今回はあまりにも大きかったので すぐさま浦島プロジェクト発動
亀の甲羅につかまってゆったりの海中散歩
いやぁ 今回はこいつとは分かり合えた感じ
なんせこいつはわざわざ自分から僕に向かってきたのだから
勝手に「俺につかまれ」と言っているんだろうってことにしました
最近はこの浦島体験を 亀タッチ と呼んでいる(そのままか)
写真は後頭部・・・
その他にも夜ならでは・・・
実は幕を張って寝ています 今回はダイビングだったので素通りですが
漁をしているときは 申し訳ないけど寝込みを襲ってしまいます
例え卑怯と呼ばれようと・・・
珊瑚は魚の寝床です
とにかく昼は昼 夜は夜の楽しみがある
夜の海 一度は見せてあげたいなぁ
ずぶぬれ
頭上
気分転換
動くこと
奄美のじいちゃんばあちゃんは元気だ
だからと言って長寿の島ともてはやされているが 実際はみんながみんな
長生きってことはないと思う もちろん100歳超えている人もいるのだけど
周りを見ていると確かに年寄りは多い でもみんながそろって長生きではなく
平均的な歳だったりその前に死んでいく人も多い
どんな計算方法で長寿の島と言っているのかはわからないけど
よく思われているのは 食べ物が違うから 健康に良いものをとか
農薬とか使ってないからとか・・・ イメージ的にはそんなとこかな?
それも長生きのコツの一つかもしれないけど 僕はたいした意味は
ないと思う だって島の人が毎日 鶏飯や豚足を食べていると思ったら
大間違い 普通にカレーだってケーキだって ソーセージだって
東京や大阪みたいに有名なお店があるわけではないけど だからといって
毎日郷土料理ばかり食べているわけではない
だからきっと食べ物だけで長生きしてるわけではないと思う
僕が思うのは 畑をしたり 地域のばあちゃん達が噂話に集まってきたり
ゲートボールで白熱したり そんことが長生きのコツなのかなぁって思う
少なくても自分の意思で動けて それで笑えること
美味しいもの食べたいとか 畑行かなきゃとか うちのじいさんはまったっくとか・・・
それがきっと生きてるってことなぁって思う
そんな島の年寄り達は都会に比べれば贅沢なんて出来ない人多いけど
でも でも きっと幸せなことなんだなぁと サトウキビ畑の写真をみて思いました
マンゴーの花
梅雨の時期 うちのマンゴーは花を咲かせる
この花一つ一つにそれぞれマンゴーの実がついたら・・・
それだけでヨダレジュルジュルになってしまう ちょっぴり単純な僕ですが・・・
宮崎のマンゴーは一つ6000円もしてたけど じゃぁこの花がもしもみんな果実になったら
「・・・」
でもなかなか実がつかないんだよなぁ
雨にあててしまうと受粉しないとよく言われるが うちもその言われ通り実にならない
まぁ もっと時間がたってビニールハウスを建てたときに本格的にしようと
心の中で楽しんでいる
そのときまで 健康で幹の太い樹になっていてくれればいいんだけどね
それでそのときにたくさん美味しい実をつけてくれればね
まずは健康で丈夫な体を・・・
人と同じだなぁ・・・
荒れてる日は
最近は梅雨のためか 豪雨の日が多い
陸上で豪雨でも海の中に入ってしまえば穏やかなもんだ
器材を洗っていると家の玄関先ですれ違う島の年寄りたちに最近よく言われることがる
天気の悪い日には海に行くなよ・・・
危ないからな。。。
僕はうん うんって器材を洗う手を休めず聞いてますが・・・
雨でも海の中は穏やかなのっ! と言いたいのだが年寄り相手に
言うのもどうかとは思うし まぁ心配してくれてんだろうということで
とりあえず うん うんとだけは言いますが 実はうんうんと言いながら
明日の潜る準備をしていることが多いのであった
海は一定ではない 日によって見せる顔も違う
その一番良い顔の状態を見せてあげられるように
天気などを考えて海を選ぶのだけどね
写真のハゼはなんとなく心配性なやつっぽいので使ってみたよ