小さくても

マングローブガニ わりかし有名な名前だが実はマングローブガニ
ってのは通称だ 本名はノコギリガザニミ 最近はノコギリガザミの
中でも3種類くらいあるのかな? まぁ名前なんてどうでもいい
要は美味しいか美味しくないかが大切だ 

そしてこのガザミ 食べると美味しいので僕の中では良いカニだ

しかしこのカニ 美味しいのだが カニはカニでただ食われるのを
待つだけではない 人が捕まえようとすれば大きなはさみを駆使して
捕まるまいと逃げるのではなく 攻撃してくる その攻撃力はというと
スカウターが無いので詳しい戦闘力はわからないけど かなりのものなのは確か 写真のカニはとても小さいながらも捕まえようとしたら
やたらと猛アタックしてくる 何百倍の大きさの人間がひるむ・・・

冷静に考えるとなんて勇敢なんだこのカニは・・・

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来客

ふとお風呂場のトビラを開けると(家のお風呂場は外)
何かがいる・・・ 虫がいることなどはあったが
今回は大物だ バタバタしながら人を見て驚いたので
暴れている 驚いたのはお互い様だが まぁ向こうにしてみれば
命にかかわることなので そりゃぁ 命がけで暴れるか・・・

しばらくしたら落ち着いて来たので試しに水あげたら飲んでいた

ついでに小鳥用の餌もあげたら食べた

そんな生き物の正体は・・・・

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モニタリング

毎日 奄美は波がなく海はやたらと穏やか
波乗りする人は辛いかもしれないけど 潜るには
すごくいい状態 特に家の近くの海は透明度抜群
綺麗な青色の海になりました でも台風のおかげで
海の中はボロボロになっていますが・・・

今日は無理無理時間を作ってオニヒトデ モニタリングに行ってきました このモニタリング 50M四方の中にオニヒトデが何匹いるかを
調べるもの onimoni.jpg

オニヒトデが殆んど確認できなかった場所や 大発生していた場所 去年と違い珊瑚が壊滅していた場所など地点によっていろいろだが
去年の大発生したオニヒトデがいまいち追跡出来ない感じ

珊瑚を食べながら群れで大移動を続けている感じがする

奄美大島は連日30度オーバー
内地から来る人はみなさん
「暑いけど 東京や大阪よりジメジメしていない」
と言うのですが 島に住んでいると慣れてしまって
相当ジメジメしている感じがある
おまけに最初にも書いたが30度オーバー 
海に入らないと体がオーバーヒートしそうだ

そんな暑い今日この頃 台風で陸揚げしていた船を
やっと浮かべた なんせ忙しくて降ろす時間もないし

この暑い中 人力で降ろしたもんだからみんな汗だらだら
ダイビング前にぐったり・・・だったかな?
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手伝ってくれたみなさん ありがとう

台風の忘れ物

この前の台風が過ぎ去ってやっと穏やかに
なった感じがする奄美大島

海もだいぶ落ち着いてきてたし このまま続いてくれれば・・・
と思うけど そうはいかないだろうなぁ

台風も過ぎ去り穏やかにはなってくれたのだが 過ぎた跡
は結構残っている 家の畑なんか樹がもうバキバキだし・・・

早く復旧しろって言われそうですが・・・

マングローブの中を入っていくと 台風のせいで枝やら葉っぱやら
いつもとは違う漂流物が流れてくる

そんな一つ
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いつまで マングローブの中で漂っているのかな?

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台風後 初めて畑に向かった
まず目に飛び込んだのが 垣根代わりの竹が何本も折れてる
周りの樹も折れてる
「あっ グァバの樹も折れてる・・・」

バナナはもちろん壊滅

そして 鶏がいない・・・

いったい台風中 何があったのだろう?

畑の整理もしたいけど しばらくは海 海 海かな・・・

台風の影響

奄美は今台風の影響で暴風雨 それでもピークは過ぎて
あとは嵐が過ぎ去るのをジーーっと待つだけ

三連休だったから来るはずの人も来れなくなってしまい
せっかくの計画やら休みが崩れてしまったかな

僕はというと台風直前までは普通に潜っていたし その後の
台風対策だったので大忙し でも台風中はこれが暴風雨にびっくり
させられるような事はあっても 意外と休めちゃう

体には丁度いいタイミングだったかな

さてさて台風直前の海
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びっくりするくらいの穏やかな海 中に入ると透明度も良い
(前日は結構濁ってたのに・・・何で?)
ここで潜ったのだが 同じ日の別の海(時間はちょっとずれるけど)
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同じ日の海でも場所が違うとこんなにも違うんだな

珊瑚の中で

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マングローブの中は今 メヒルギの種がいっぱい
ヒルギ類の種は殆んどが浮く 浮いて漂う
マングローブはもちろん海とつながっている
だからこの種は大海原へ旅立っていくやつある

そんな一本だ

放任

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さすがにシーズンなのか 毎日潜って 潜って体から潮が
抜けることはない おまけに窒素が抜けることもない

自然と家にいる時間もなくなってくる 家にはたくさんの生き物が
いるのだが 餌やりでせいいっぱいだ ほとんど見ることなく
ひたすら餌をやる 愛情をかける・・・ そんな時間はなく
餌をあげ続けたら このヒヨコ いつの間に羽が生えてるし
僕の指を噛んでくる 強暴だ・・・

家の黒柏という鶏(天然記念物)第一号の雛なのだが・・・

次にちゃんとみたら もしかして鶏冠が生えてるのかもしれない

水中から

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天気予報では曇りや雨だったのだが
今日も天気はばっちり 相変わらず蒸し暑い
この暑さから開放されるには・・・クーラーをかけても
いいのだが 何故か夜の海に入って 冷却してきた

夏だけあってさすがに夜でも寒くはない

夜の海は真っ暗闇・・・ではない

月明かりでライトが無くてもある程度は見える
(月齢にもよるけど)

そして水の中からも もちろん満月を見ることが出来る

夏になって・・・。

今日はとてもとても悲しいお話

今の奄美は梅雨明け以来殆んど雨も無く
毎日がまさに快晴 真夏真っ盛りという感じだ

だからやたらと蒸し暑い 夏だから仕方ないけど・・・

そんなわけで やたらと汗をかく 僕はすぐに汗が出るので
なおさらだ。 炎天下の中にいるので汗をかいては乾き
かいては乾きの繰り返しだ。

そんなときふと思った 「この服 臭うよ」

汗臭いのは分かるのだが 何だか知っている臭い・・・

「あっ エビスだ(家の犬)・・・」

僕の体は獣なんだろうか? 

悲しい事件でした

産卵

最近 上半身裸 というか上着を着れない僕ですが
相変わらず美白は意識しています

そしてちょっと前ですが 和瀬の海岸で珊瑚の産卵見てきました
いつするかは分からないのでちょくちょく潜っていたのですが
(おかげで昼 夜潜るのでお疲れ気味)
やっとしました sanra1.jpg
 でも次の日からは産卵しという噂を
聞きつけてかわんさかわんさか 和瀬の海岸にダイバーが集まってくる

普段はまったく人がいないのに・・・ それほどまでに
奄美には珊瑚がないということだろう でもやはり人が入ると
珊瑚を傷つけてしまう こんな状況を見ていると珊瑚にとって
一番の脅威はオニヒトデではなく人間なのではないかと思う
(環境的なことも踏まえて)

まぁダイバーはそれを認めたくない人が多い気もするが・・・
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珊瑚の卵・・・ 巣立った瞬間 魚に食べられていました
魚にとってはこの上ないフィスティバルなんだろうなぁ
魚はこの時ばかりはと狙っていたもんなぁ
年に一度の豊年際みたいなもんかな