ニャ

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最近の奄美は毎日雨 段々と暖かくなってきたがそれでも
濡れればさすがに寒い 雨でもダイビング中 海の中は穏やかで
雨が降っているなんては忘れてしまう

そんな海の中で最近 ある貝が増えてきた
本名 マガキガイ というのだが島の人にマガキガイと言っても
多分9割の人が「何それ?」というだろう しかし方言でトビニヤ
とかテラジャとか言えば殆んどの人が「あれ美味しいよね」と
知っていると思う 島の基本は方言(特に魚介類は)
本名は不要だ いろいろな魚介類を本名で伝えても伝わらない事が多い

本名で言っても分かってもらえないので自然と方言名で話す
ことになる するといつの間にか僕も先に方言が浮かんでしまう
(まぁ 本名を使う機会がないからなぁ)

この写真のマガキガイなどは 特に本名マガキガイが僕の中では
本名トビニヤになりつつある

「この貝 なんですか?」そんな質問に僕は
「これ? これはトビニヤって貝だよ」と言っている僕がいる

言った後に「おいおい マガキガイだろ」と心の中で思うのだが・・・

この方言本名化はなんとか阻止しなければならない

生き物は一応 本名で覚えておきたい・・・・

PS トビニヤもテラジャも同じマガキガイの方言です
   ニャというのが方言で貝 だからトビニヤは飛ぶ貝
   みたいな感じかな