お手入れ

f9122703.jpg道具はなんでもお手入れが大事なのは
わかっていることなのだが 毎日使い終わった後に
お手入れすればいいのに面倒で後回しになってしまう

ダイビング器材など直接 命にかかわってくるものなので
メンテナンスや器材のチェックは念入りするのだが そうでないものもある
例えば写真の草刈機など 基本的に使いっぱなしだ・・・
それでも壊れたりはあまりなく その前になんとなくエンジンの回転が
悪い気がするなぁとか なんとなくいつもと違うなぁとか感じる事がある
(微妙な違いなどもあるけど)
そう感じてから手入れをしている 
ちゃんと見ていてやれば機械もサインを送ってくるもんだ

人も自然もちゃんと見ていればいろいろなサインを送っているんだろうなぁ

ちなみにこの日は油をさして いろいろな箇所を洗浄(ガソリンなどで)したら
たちまちこの草刈機は元気になりました

とある風景

奄美の田舎はじいちゃん ばあちゃんが多い
僕の住んでいる周辺には田舎なのでスーパーなどはない
電気屋さんとかもないし 文房具屋さんとかもない 身近で生活雑貨などは
なかなか揃わない 例えば封筒が欲しいとき どうしても車で30分
走らなくてはならない まぁそれでも走れば手に入るのだから
そこまで不便ではないけど・・・ そんな田舎だが年寄りが多いためか
老人のための施設は結構充実している その中の1つに「デイサービス」
なるものがある これは週に数回(詳しくは忘れたけど) 
じいちゃん ばあちゃんが老人ホームに集まって歌を歌ったり 踊ったり ゲーム
したり お風呂に入ったりとお年寄り達に楽しんでもらうというコンセプトの元
開催されている 参加する人は朝 バスが家まで迎えに来て送迎してくれる

近所のばあちゃん達 このサービスに対して
「別 楽しくないんだけどね 一応参加してあげるの」とか
「別にたいした事ないんだよ」とか どちらでもいいような言葉を言うのだが
実は・・・ 

デイサービスの前日のばあちゃん達はちょっとそわそわ
聞いてないのに「明日はデイサービスだ」とか教えてくれるし バスが来るだいぶ
前から家の前に立って待っているし・・・ どっから見ても楽しみにしか見えない

バスが来た瞬間 もうニコニコ・・・

でも次の日にはやっぱり「別 楽しくないんだけどね 一応参加してあげるの」
って言葉が聞こえてくるのであった

ふらっと

昨日はクリスマスイブ・・・だったのだが僕は
海でやっぱり潜っていた その後クリスマスっぽく
チキンとかケーキとか食べたら 今日は「クリスマスだ」
という実感があったんだろうけど その後食べたものは
焼酎と塩昆布とうどん・・・ (ちょっとしたなりゆきで)

その後 またまたなりゆきで ふらっと近所に黒ウサギを見に行った
クロウサギの出るポイントは家から車で数分 奄美の中でもかなり生息
している場所だ 島の人も見たことない人が多い見たいだが 僕にとっては
ご近所さんなので 特に珍しくもない 

奄美でも北部の方からわざわざ家の裏山までナイトツアーに
来ているくらいだし・・・(それも結構な額)

「じゃぁ ウサギ見にいくかぁ」 と出発して10分くらい
まず1匹を確認 その後あと5分くらいでもう1匹発見

もっと奥まで行けば見れたかもしれないけど まぁじっくり見れたし
(ウサギはすぐ逃げるからじっくりは見づらい)
そこで引き返してきた

冷静に考えるとふらっと天然記念物が見れる環境って
なかなかだと思う 

まぁ天然記念物ってのも人間が勝手に決めてるだけで ウサギにとっては
そんな事 どーでもいいことだと思うけどね

最近の気がついた事

050ab964.jpg最近 奄美は毎日北風 おかげで風が結構冷たい
強風が吹いているので海も荒れている
でも北風がビュービュー吹いても 波が4Mもあっても
穏やかな場所もある そこの海は上から見たら
全然キレイじゃない 砂も黒い 隣は港
ロケーションは良くない でも海に中に入ると別世界
島の人もそこの海の中に珊瑚礁が広がっているというのは
殆どの人が知らないだろう 珊瑚の量は間違えなく奄美でも
トップレベルの量と種類がある海なのだが その海も最近
泥の堆積がひどい 泥の堆積で珊瑚も段々と減少してる

正直何処から泥が流れて来るか予測がつかないが 年々堆積が
激しく毎年 珊瑚が死んでいっている 珊瑚が死ぬという事は
魚も減るという事 やっぱり人間が原因なんだろうが 例えば
奄美で公共工事をするなというのは無理な話 おそらく僕の
住んでいる住用では殆どの仕事が土木関係だ だったら新しく道を
作るとかではなく 河川に土が流れ込まないような工事をするとか
人の手を加えないと もう今までの自然は守れない気がする
そんな時期なんだろうなぁと思う今日この頃だった

そろそろ

7f5a26f8.jpg12月も下旬になりいよいよポンカンが収穫の
時期を迎える 段々と色づいて おそらくあと
一週間もしたら収穫出来るだろう 今年は意外と
評判もよく味がいいものが出来たみたいだ
ポンカンはスアガリと言って長期保存が出来ないもの
が多い 収穫してしばらく経つと果実の中の水分が抜けてしまう

そんな理由から最近はポンカンよりタンカンが好まれる
(タンカンはスアガリしない) 島の人は圧倒的に
タンカンが好きな人が多い ただポンカンは正月に丁度
食べられるというメリットがあって みんな年末に
殆どの収穫を終えてしまう 年を越したらダメだという
人もいるくらい・・・ 確かに年を越えたポンカンは
木になっていてもスアガリしているものもあるが そうでない
ものもある そのスアガリしていないポンカンはまさに
完熟してものすごい糖度になる

「こんなに美味しいのに・・・」と僕は自分の畑で季節はずれの
ポンカンを食べるのが好きである

でも今年は味が良いのでその前に食べ終わってしまうかもしれない・・・

パンク

国道を車で走っていたら一台の車が道の片隅に停車している
一度は通り過ぎるが気になってすぐに引き返してみた
そしたら おじいちゃんが立っていて車をみたらタイヤが
つぶれている 「あっ パンクだ」そう思って「大丈夫?」
って聞いたらちょっと困ってるらしい タイヤ交換なんて
簡単なのでやってあげようと思ったのだが車で5分くらいの
場所にスタンドがあったので連絡だけ取ってあげた

待ってる間少しそのおじいちゃんと話すと隣の集落の人だった

その時おじいちゃんが一言「島の人はわざわざ止まってくれないよ」

そんな事はないとは思うがよく観光で来た人は島の人はみんな親切と
思っていたり そう言っている人もよく聞くけど 実はそんな事ない
気もする 東京でも大阪でも親切な人はいるし島にも不親切な人もいる

同じ日本なんだからなぁ とよく思うのであった

ちなみ僕は結構こういうときは親切ですけど・・・

豚文化

沖縄と同じように奄美は豚肉ををよく食べる
昔 保存が難しかった頃 豚肉を塩漬けにした
塩豚やコラーゲンたっぷりの豚足料理 
柔らかく煮た豚骨料理などいろいろと豚料理がある

奄美のお正月はというと やはり豚料理である
内地の方だとお正月はおせち料理 お雑煮があって
豆や煮物 数の子など各家庭によってさまざまだろうけど
あまり おせちに豚料理は使わない家庭が多いのでは
ないんじゃないだろうか? 奄美は昔 各家庭に豚を一頭
飼っていたらしく お正月はその豚を潰して食べたらしい

だからその名残が残っていてお正月には豚を食べるってのが
普通みたいだ 豚ばかりガンガン食べたらしい!
・・・となんで突然こんな事を書いているかというと
市街地を通りかかった時に目にした張り紙に
「お正月用豚 予約受付中」と書いてあった
もちろんお肉屋さんの張り紙だが・・・

「ああーやっぱり奄美は豚文化なんだなぁ」と思いました

気温

86076798.jpgウェットスーツが乾かない季節になってきました
濡れたウェットを着るのはやや勇気がいります
でも最初に冷たい思いをすると海に入った瞬間が暖かい

今日もそんな感じだったのですが 北風がビュービュー吹いてました
風が冷たい分 海水が暖かく感じる まだ水温は22度以上あったし・・・
「海の中の方が全然暖かい 」 顔を水に付けると暖かいけど
顔を水面に出すと結構冷たい(空気が) 今日の奄美は冷えに冷え気温が
なんと15度以下 風冷たいから体感温度はそれ以下だったかもしれない

とにかく海が暖かく感じました

浅場での練習中 頭を半分つけてるとき(顔を水中 頭を水面)
上だけ寒かったなぁ

弱点

bdc50aff.jpg冬になってだんだんと水温が下がってくる
今の海水温は気温より高い事が多いので
気温からイメージするより海中は冷たくない

でもさすがに冬という事で少しは暖かいものを・・・
って事でウェットスーツの下に着るアンダーウェアを着てみた
(アンダーはゴム素材で暖かい)

写真左のアンダーは去年まで使っていた一般的なやつ
簡単にいうとゴムのTシャツみたいな感じ これだけでも暖かいのだが
今年は膝上までの一体型を使ってみた(写真右) 簡単に言うとゴムのつなぎだ

さすがに暖かいのだが1つ思わぬ欠点があった・・・

海から帰ってきてすぐにトイレに行こうと思ってウェットのチャックを下ろす
いつもならウェットの上半身だけを脱げばOKだけど(男だけだけど)
今回は「ん?」 「出来ないじゃん・・・」 
「こんなことなら海中で封印を解けばよかった」 

結局全部脱がないと出来ない 思わぬ弱点だ・・・

エリア拡大

奄美ではFOMAのエリアが拡大している今日この頃
いままで携帯の電波通じなかった場所もFOMAなら結構つながる
場所が増えてきた 数年前までは飛行場に着いて島に一歩足を
踏み入れたらまったくFOMAは使えなかったのに・・・
ボーダフォンは相変わらず圏外が多いけど・・・
とまぁ携帯電波もエリアの拡大をしているので 僕も便乗して
鶏の放し飼いエリアを拡大することにした 今までも放し飼いだったけど
エリアを約二倍にしようと予定している 別に鶏に愛着がわいた
わけではないのだけど・・・ というのも最近 周りを囲んでいた
ネットが倒れて鶏があまりにも自由に畑の中をウロウロしているので 
さすがに まずいって事で(隣の畑にも出張してるみたいだし)
ネット張りなおす事にしました

明日にはエリア拡大作戦も完了するかな・・・

朝市

毎週 第二日曜は住用地区の朝市がある
僕も漁協として参加してきました
本当は自分でいろいろ獲って来なくてはいけないのだけど
前日 風がビュービューでなかなかコンディション悪くて・・・
(とちょっと言い訳してますが) 
まぁ そんな感じであまりテンション上がらずに行ったんだけど
行ってみたら他の人達のテンションはさらに低い・・・
数時間前までそろってみなさん飲んでいたようで・・・
ちょっとドヨーーってした朝市から始ったのですが 終わってみたら
意外と売れてたのにビックリ (それでもたいした量ではありませんが)

この朝市 やってる事もしられていない小さい朝市だけど
超地元産のものです なんせ農家などそれぞれ持ち寄っているのだから

一応 第二日曜 サン奄美前で・・・タイミングが合えばどうぞ

竿作り

8ae07d8c.jpg最近 釣竿は自分で作っている
昨日の雨がウソのように今日は快晴だったので
「これは チャンス」と思い作りかけの竿に
漆(風)を塗ってみた 僕は漆かぶれするので
手に付かないように と思って慎重に塗り始めて
わずか数秒後 左手にベタ・・・ 数十秒後には
両手にベタ・・・ まぁかぶれなかったので良かったけど

奄美にはコサン竹という竹がたくさんある その竹を使って
作るのだけど 難しい事も 専門的な知識もない僕は
適当が基本 上手なお友達の見よう見まねで作ってみる

まぁ竿がどうあれ 自作した竿でガンガン釣っているのだから
これで十分かな 今度はどんな竿を作ろうかな・・・