発見速度

奄美大島はイメージ通り田舎はたくさんあるし 自然もたくさん
残っている 自然がたくさんあるという事は そこに住む生物達も
たくさんいるって事だ 天然記念物や絶滅危惧種の小動物や鳥類など貴重な生き物から 普通の昆虫や爬虫類などいろんな種類の生物が生活している 

奄美に自然を求めて来る人も多い 自然を満喫したいんだけど・・・

実は虫が大嫌い 爬虫類が大嫌い 両生類が大嫌いの人も多い

クモは3M先にいてもやだ!

蛇を見るのは大嫌い!

カエルの絵を見るのもやだ!

そんな人達に結構会う もちろん嫌なものは嫌なのであれこれは言わないけど
(僕もゴキブリ嫌いだし・・・) 
そんな方達の嫌いな生物を発見する速度ときたら・・・
尋常じゃない速さで発見する クモがいたり蛇がいたりと他の人が誰も
気が付いていないのに いち早く嫌いなものを察知する

なんなんだろう? このスピードは・・・ 何か気配を感じるのか?

ニュータイプなんだろうか?

交信

8af60271.jpg海やマングローブでは多くの生き物たちと出会う
事が出来る 数も種類もそれはそれはたくさんの
生き物たちと出会う事が出来る 大抵の人はその生き物達
を見て「かわいい」とか「不細工」とか中には「気持ち悪い」とか
それぞれの感想を持ったりする その中のわずか一握り人種は
生き物達と交信をしている 特にちびっ子に多く見られるのだが
生き物の言葉が分かるらしく普通に会話をしている マングローブの
干潟に行くとカニ交信している子供がたまーーにいる

でも今日はカニではなくトビハゼと交信している方を見つけた

ハゼを捕まえて「痛いよ・・強く握りすぎだよ 離してよー」
とかハゼに代わって代弁してくる ハゼの顔を見ると分かるみたいだ
このトビハゼは怒っていたらしい(写真)

でも握っている手は本人なんだけどね

その他のハゼも捕まえてジーーっと顔をみると
「この子 照れてる・・・」とか・・・

まぁ 僕もたまに魚とは交信しますが・・・

潮の力

9e88e544.jpg今日は大潮 相変わらずマングローブでの大潮は
水の引きが早いので 先までたくさんあった水が
あっという間に無くなっていく その分流れも速くなるし
意識していないと結構体力を使ったり 途中で座礁したりと
まぁ 苦労するときもあるかもしれない・・・ 
(僕は結構知り尽くしていますが・・・) 

潮の満ち引きを体感するにはもっともマングローブが分かりやすいんだけど
今日は海でビックリした 昨日まで台風の影響か? 海は強風とうねりで
荒れ模様 もちろん海の中も濁ってしまい コンディション的には良くなかった
・・・はずが今日は 物凄く透明度がいい 「昨日までの水は何処に?」

まだうねりの残る中 それでも昨日より落ち着いたな くらいに考えていたので
この透明度は正直ラッキー そうか今日は大潮か 潮の力で昨日までの濁った
水を入れ替えてくれたのかもしれない めでたし めでたし

成り行き

たまたま夕方 家に帰って来て 近くの商店に行ったら
鍵がしまっていた 「あれ?」しまってる事なんてあんまりないんだけど
まぁ 商店のおばぁちゃん 何処かに遊びに出たのかなぁと思って
家に帰ろうとしたら 遠くに人だかりが見える 「なんだろう?」と近寄って
みたらテレビカメラも来てるし でっかいワラで編んだ綱が置いてある

これ綱引きでもやんのか?って思ってたら本当に綱引きが始まった

家がすごく近くなのでカメラでも持ってこようかと思った矢先
近所のばぁちゃんが 遠くで「やれ! やれ!」みたいなジェスチャーを
している 成り行きで綱引きをする事に・・・

これは本気で綱引きをやってるわけではなく 
綱引きで綱を半分に切って(鎌を使って)
その後その切れた縄を川に捨てに走るのだが 実はこの綱引き 男女対抗戦なのだ
綱引きで真っ二つに切れた綱を持って 川まで競争するのだ

競争は必ず女が勝たないといけないみたいで(縁起の事で)男は川まで遠回りして
走らなくてはいけない 成り行きで参加してそのまま川まで走る事に・・・

川に綱を落として この行事は終了(来年も豊作だ)

後でさっき「やれ!」ってジェスチャーしていたばぁちゃんと話したら
「まぁ 川まで走ったの?」って言うから「おや?」と思って聞いてみると
「やれ」ではなく「綱に触れ」だったらしい

綱に触ると体の悪いもの(ばぁちゃんは悪いものをアクと呼んでた)が
出て行くらしい だから触れと言っていたみたい

なんだ そうだったのか・・・

って事で走ってしまったので写真は撮れなかった・・・

食べているもの?

286f24ac.jpg写真をよーーくみたら砂の粒粒がわかるだろうか?
これは風でそうなったわけでもないし波でなったわけでもない
一つ一つの粒はカニが食べた跡だ 跡というとイメージしづらいけど
わかりやすく言うと糞だ 僕は時間と潮が合うとき(大潮やダイビングの時間など)
よくマングローブの干潟を歩く 「マングローブは満潮 干潮違うから・・・」
と口でいうよりも見た方が手っ取り早いからだ
せっかくなので裸足になる 裸足で歩く これがなんともいえない感覚

そのときよく見ると砂には泥の団子が辺り一面に広がっている
実はこれがカニの糞 カニは砂をそのまま食べて砂の中の微生物などを
コシ取って栄養にしているのだが 残りかすの砂はそのまま排泄される

裸足で歩いているときに「これカニの糞だよ」というと歩きたくなくなる
人もいるかもしれないので「カニの食べた跡だよ」と言ってますが・・・

まぁ「跡って・・・糞かぁ」とすんなりタイプの人もいるけど

でもこのカニが砂を食べているおかげで干潟の砂は柔らかい
これは実は干潟にとってもいいことなんだけど その話は長くなるので
そのうち気が向いたら書こうかな・・・

いつの間にか

b8ad93d9.jpg今日は昨日書いた通り 台風が発生してしまい
海はうねうね おかげで今日の予定だった漁協の仕事は
延期になってしまいました という事で時間が出来たので
畑へGO 久々なので見たくない気持ち半分で行ったのだが
パッと見たらやっぱり草ぼーぼー 来週から暇なので畑を
復活させなきゃなぁと思っているところ目に入ったのが
パパイヤ いっぱいなっている 奄美ではパパイヤは果実としてでは
なく野菜として食べる 炒めて食べても美味しいのだか
一般的なのは漬物にする カリカリした食感で結構美味しい

漬物は作った事ないので挑戦しようと思う今日この頃です
(さすがに全部は無理だろうなぁ どーしよーかなぁこの量・・・)

うねり

海によく潜っていると水の中でうねりを感じることがある
風が吹いて起こす波なら潜ってしまえば結構穏やかなのだが
うねりを伴うと水の中でも揺れている そのうねりが最近少しずつだが
毎日大きくなってきた あれ?と思っていると天気図には熱帯低気圧・・・
台風の卵だ この低気圧がいずれ台風になるんだろうなぁと思いながら
海の中で揺られいました それにしても波やうねりは相当な距離を伝わって
くるんだなぁと思った 今日のうねりのエネルギーの発生元はいったいどのくらいの
距離を伝わって来たのか・・・ 想像不能だ