奄美大島は毎日 雨 それもザーザーの豪雨だ
そのせいか至る所で崖崩れが発生している
今日も船を下ろすからって救援に行ったんだけど
その準備をしている最中 山手より木がバキバキっと
倒れる音がした 「何だろう?」と思ったが 「猪でもいるのかな?」
そんな程度で気にしなかった
港にいると人が何処からか集まってくる
週末の港は各集落の社交場みたいなもんだ
そして まな板と包丁は港に備えつけられている
船を見ると「今日は誰と誰が釣りに行っているな・・・」
とすぐ分かる そして夕方になるとさらに人は増える
釣りから帰って来る船を待っているのだ
帰って来ると「おかえり」はなく「美味しいのいる?」
が挨拶だ 釣れればそのままビールと刺身になるのだが・・・
釣れた場合はいいが 釣れないと・・・
この港で待っている人達が頭によぎると
釣りに出る場合は「釣らねば・・・」とプレッシャー感じる
さて最初に書いた木の倒れる音
この港集会で話題になったのだが 今日だけで何度かそんな音がしているらしい
地すべりの前兆じゃなければいいが・・・